日本国籍を放棄して韓国籍になった歌手カンナムが、日本国籍のアイドルに韓国語対決で敗北した。
1月29日、カンナムのYouTubeチャンネルでは、「韓日戦ビッグマッチ ツキとカンナムはどちらがより韓国語が上手だろうか?」というタイトルの映像が公開された。
この日、カンナムは「僕は帰化したでしょう。コメントの反応を見ると、“あいつ、どうやって帰化したんだ?”、“あんなにも韓国語ができないのにどうやって帰化したんだ?”って。海外出身、外国人の中でどれだけレベルが高い方なのかをお見せするために、この撮影をすることになった」とし、“第1回韓国語競技”について紹介した。
最初の相手は、ガールズグループBilllieの日本国籍メンバー、ツキだった。カンナムは「昔の自分を見ているような感じ」とし、「踏んで行こう思う」と話した。するとスタッフが「踏んで行くって?」と問い返すと、カンナムは「明るくやるためにこの方を呼んだ」とすかさず訂正。
そして登場したツキは、「2016年度に韓国にやってきた。もともと韓国語を全く話せず、“ありがとうございます”だけ分かった。あの時(韓国語を学ぶ時)、日本語を全く使わなかった。両親とも連絡を絶って。早く上達したい気持ちだった。中学生だった。13歳くらい。コロナの時期には新聞を読んでいた。専門的な単語を覚えようと思って」と韓国語学習の努力を伝えた。
2人の対決は書き取りで行われた。カンナムは「私が勝つのではないか」と心配し、ツキに「韓国語の“微妙な”違いを知っている。日本人はこれが難しい」と述べると、ツキは「私もとても大変だった」と共感した。
その後、書き取り対決が始まると、カンナムが5対4でリードする展開に。彼は「僕も人間だという。当たり前だろ。スタッフに甘く見られている」と意気揚々と話した。だが、人物クイズでカンナムは、歌手ファン・グァンヒの写真を見て「親しい人だが、文字で書くとギャンブル性が高い」と躊躇し、一方のツキも「分からない。どうしよう?」と絶望した。
この問題でカンナムは「ファン・グァギ」、ツキは「ファン・グァンヒ」と回答し、ツキがポイントゲット。それだけでなく、カンナムはチャン・ウォニョンの写真を見て「IVE」としか書けなかった。
結局、対決は13対11でツキが勝利。「カンナムさんより私の方が韓国語がはるかに上手だ」と話すと、スタッフは「公式に、ツキさんはカンナムさんより韓国語が上手だと言っても良い」と伝えた。するとツキは「言っていたが、より自信を持って堂々と話せる」と笑いをもたらした。
(記事提供=OSEN)
◇カンナム プロフィール
1987年3月23日生まれ、日本名は滑川康男。韓国人の母と日本人の父を持ち、2011年にアイドルグループ「M.I.B」のメンバーとして韓国デビュー。日本国籍でありながらも流暢な韓国語や韓国への愛情を見せ、人気を集めた。2019年10月には元韓国代表のスピードスケート選手イ・サンファと結婚。2人の結婚式では、イ・サンファの生涯のライバルであり、親友でもあった日本の小平奈緒が韓国語で結婚を祝うメッセージを送り話題となった。2021年10月には自身のYouTubeチャンネルで「カンナムが日本国籍を放棄します」という旨の動画を公開。同年12月13日にはインスタグラムを通じて、韓国への帰化試験合格を伝えた。
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