50代女性が女性アイドルに「伴侶にして」…韓国芸能人を苦しめる戦慄の“ストーキング”行為

2024年01月21日 話題

韓国芸能界では最近、ストーカーへの断固とした対応が続いている。

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1月10日、“韓国で最も美しい女優”と称されるキム・テヒと歌手RAIN夫妻に対して、ストーカー行為を繰り返した容疑で起訴された女性(49)A氏が、一審で懲役6カ月の実刑を宣告された。併せて、40時間のストーキング治療プログラムの履修を命じられている。

裁判所は判決理由について、「被告人が初犯で、危害を加えたり苦しめようとする意図を持ったとは見られないが、持続的に被害者に対するストーキングを犯したことは罪質が良くない」と明らかにした。

また、被告人が統合失調症の診断を受けたあと、心身微弱の状態での犯行だったが、適切な治療が行われにくいという点を考慮し、再犯の恐れがあるため実刑を宣告したと伝えられた。

RAIN、キム・テヒ
(写真提供=OSEN)RAIN(左)とキム・テヒ

A氏は、ストーカー処罰法の施行前である2021年3~10月に14回にわたってソウル梨泰院(イテウォン)にあるRAIN夫婦の自宅を訪ね、チャイムを鳴らすなどし、3度の軽犯罪処罰法違反の通告処罰を受けた。さらにストーカー処罰法が施行(2021年10月21日)された後である、2022年2月に再びチャイムを鳴らし、同年4月にはキム・テヒが利用する美容院にまで訪れたという。

警察はストーカー処罰法施行前の行為については処罰できないと判断し、事件を不送致にした。しかし検察は、法施行前であっても持続性、反復性の根拠になり得るとしてA氏を起訴し、懲役1年を求刑していた。

そしてキム・テヒ、RAIN夫妻に続き、ガールズグループApinkのチョン・ウンジもストーカーに対して断固として対処した。

「伴侶にしてくれますか」

ソウル中央地裁は18日、ストーキング犯罪の処罰などに関する法律違反の疑いなどで起訴された50代女性B氏に懲役1年、執行猶予2年を宣告。また、罰金10万ウォン(約1万1000円)、保護観察、社会奉仕120時間、ストーキング再犯予防講義40時間の受講も命令した。

B氏は、2020年からチョン・ウンジに「私をあなたの執事として、伴侶として受け入れてくれますか」というメッセージを含め、5カ月にわたってSNSやファンプラットフォームアプリを通じて計544回のメッセージを送ったことが分かっている。

チョン・ウンジ
(写真提供=OSEN)チョン・ウンジ

また、チョン・ウンジに食べ物を送ったり、バイクを利用して汝矣島(ヨウィド)から清潭洞(チョンダムドン)までチョン・ウンジの車を追いかけるなどのストーカー行為を繰り返し、2021年7月にはチョン・ウンジが住むマンションに潜伏して警察に発覚したりもした。

以降、B氏は「二度とメッセージを送らない」と所属事務所に明らかにしたが、その後も繰り返しメッセージを送ったため、最終的に所属事務所が告訴した。

裁判所は「被害者が相当の精神的な衝撃と苦痛、不安、恐怖を体験したと見られるにもかかわらず、被告人は犯行を否認し、反省する姿を見せなかった」と量刑理由を説明した。

チョン・ウンジが所属するISTエンターテインメントは、善処なしに対応する方針だ。ファンもやはり、アーティスト保護のためには強い処罰が必須だと応援している。

(記事提供=OSEN)

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