3度も“性犯罪”繰り返した元K-POPアイドル、検察は懲役7年を求刑…昨年12月に出所したばかり

2024年01月17日 話題

ボーイズグループB.A.P出身のヒムチャン(33)が、3度目の性犯罪で懲役7年を求刑された。

【写真】ヒムチャン、韓国芸能史に残る「汚名アイドル」

韓国検察は1月16日午後、ソウル西部地裁刑事合議第12部の審理で開かれた公判で、「犯行手口と回数、経緯、行為と照らし合わせて、被害者が非常に深刻な苦痛を体験している」としてヒムチャンに懲役7年を求刑。併せて、身元情報の公開・告知命令、10年間の児童・青少年・障害者関連機関就職制限、3年間の位置追跡装置装着、4年間の保護観察命令も裁判所に要請した。

検察によると、ヒムチャンは2022年5月、自分を家に送ってくれた女性にわいせつ行為をしたあと、違法に撮影したという。その後、6月に被害者との連絡過程でわいせつ物を送った疑いも持たれている。

ヒムチャン
ヒムチャン

先立ってヒムチャンは2018年7月、南楊州市のとあるペンションで20代女性に強制わいせつ行為をした疑いが浮上し、2019年4月に初裁判が行われた。2021年の一審で懲役10カ月が宣告され、昨年2月の控訴審でも同刑が宣告されて法廷拘束した。

続いて2022年4月、ソウル龍山区で知人が運営する飲食店で女性2人の腰をつかむなど、強制わいせつ行為に及び、再び起訴された。

これはヒムチャンの2番目の性犯罪で、彼は当時、すべての容疑を認め、被害者女性2人にそれぞれ1000万ウォン(約100万円)ずつ渡して合意書を提出した。

そんななか、2度目の強制わいせつ疑惑に対する公判中、3度目の強制わいせつが発覚。裁判当時は事件が併合されないまま公判が終わったが、その後、3度目の性犯罪疑惑公判で裁判所によって2度目の性犯罪疑惑と併合することが決定した。

ヒムチャンは最初の強制わいせつで服役し、2023年12月8日に懲役10カ月の刑期を終えたばかりだ。

16日の公判で青い囚人服を着て法廷に立ったヒムチャンは、「最も多くの傷を受け、今も苦しんでいる被害者の方々に申し訳ない。どうか最大限の善処をお願いする」と述べた。

◇ヒムチャン プロフィール

1990年4月19日生まれ。2012年に6人組グループB.A.Pのメンバーとしてデビュー。B.A.Pは2018年8月にメンバー2人が脱退し、2019年には残ったメンバーたちと所属事務所の契約が終わり、事実上の解散となった。ヒムチャンはソロ歌手として2020年10月25日に新曲を発表している。

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