かつて日本でも活動し国連の広報大使にもなったK-POPグループメンバーの失墜がヤバい

2024年01月09日 話題

同じ名前という縁で2003年に国連の広報大使に抜擢されたこともある、K-POPデュオグループUN(ユーエヌ)の失墜はどこまでいくのだろうか。

【写真】UNメンバー、“中絶強要”をめぐり元恋人を訴えるも敗訴

メンバーだったキム・ジョンフン(43)は2回目の飲酒運転で摘発され、チェ・ジョンウォン(42)は“不倫男”と名指しされて反論し喧嘩を続けている。

2000年にデビューしたUNは、ビジュアルからステージ、歌まですべてが話題だった。優れたビジュアルと心に染みる歌声が人気の要因となり、2001年のSBS歌謡大典とKBS歌謡大賞で人気賞や10代歌手賞を受賞した。特に2004年のKBS歌謡大賞では、今年の歌手賞を受賞している。ヒット曲としては『Pado』『Gift』『Miracle』などがある。2005年7月には日本アルバムも発表した。

歌手としての人気をもとに、俳優としても活動して領域を広げた。キム・ジョンフンは『宮 -Love in Palace-』『魔女ユヒ』『愛の贈りもの』『彼女の神話』『もう一度始めよう』などに出演し、チェ・ジョンウォンは『マイ・シークレット・ホテル』『輝け、ウンス』『あなたはひどいです』『奥様はサイボーグ』『先輩、その口紅塗らないで』などに出演した。

グループは2005年に解散したが、2人の芸能活動はソロ歌手と俳優につながった。

飲酒運転に不倫疑惑でイメージ失墜

しかし現在、UNの2人は論議に包まれた状態だ。まず、キム・ジョンフンは2024年“第1号”の飲酒運転芸能人という不名誉を与えられた。

キム・ジョンフン
(写真提供=OSEN)キム・ジョンフン

キム・ジョンフンは1月8日、去る12月28日午前3時頃にソウル江南(カンナム)区の道路で進路を変更して前の車とぶつかり、警察の飲酒測定を拒否した疑いで立件されたことが明らかになった。

彼は現場に出動した警察の飲酒測定の要請を3回も拒否したという。その後、ソウル水西(スソ)警察署に任意同行して取り調べを受けた後、帰宅した。

キム・ジョンフンの飲酒運転摘発は今回が初めてではない。2011年に飲酒運転の疑いで立件されて免許が取り消された経緯がある。それから13年が経って、再び飲酒運転で摘発されて批判を受けた。

UNのもう一人のメンバー、チェ・ジョンウォンの不倫疑惑は、とあるユーチューバーを通じて知らされた。

チェ・ジョンウォン
(写真提供=OSEN)チェ・ジョンウォン

その映像では、40代の夫A氏が有名芸能人と自分の妻が過去に付き合った関係であり、結婚後に意図的に接近して出会いを持ったと主張した。A氏は録音記録や覚書などを通じて不倫説を主張し、チェ・ジョンウォンを相手に1億ウォン(約1000万円)の損害賠償請求訴訟を提起した。

これに対してチェ・ジョンウォンは疑惑を否認し、A氏を脅迫・名誉毀損などの疑惑で告訴した。また、「20代の頃に本当に親しく過ごした妹(A氏の妻)と2022年5月から6月の間に計3回にわたり会った。約1時間コーヒーを飲んだこと、漢江(ハンガン)でワインとおやつを食べたこと、そしてサイクル同好会に関心があると言われて約1時間にかけてサイクルに乗ったことはある。その3回以外、私がその妹に会ったことがないことは、すでにこの事案と関連した皆が認める事実関係」とし、訴訟を通じて事実関係を明らかにすると対抗した。

名誉毀損の疑いで訴えられたチェ・ジョンウォンは、警察の調査で“嫌疑なし”の処分を受けたが、A氏の異議申し立てで検察の調査を受けていることがわかった。チェ・ジョンウォンから脅迫、および名誉毀損の疑いなどで訴えられたA氏は“嫌疑なし”の処分を受けた。

キム・ジョンフンは飲酒運転で、チェ・ジョンウォンは否認しているものの不倫の疑惑をかけられている。2000年代に多くの愛を受けたUNであるだけに、残念さが先立つ。

(記事提供=OSEN)

◇チェ・ジョンウォン プロフィール

1981年5月1日生まれ。2000年に男性デュオUNでデビューし、『Gift』『Pado』『My love My bride』など数多くのヒット曲を発表して名前を知らせた。グループ解散後、2005年のドラマ『震える胸』を皮切りに俳優として活動。ドラマ『マイ・シークレット・ホテル』『奥様はサイボーグ』『先輩、その口紅塗らないで』などに出演した。

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