Netflixでも配信される新ドラマ『砂の上にも花は咲く』(ENA)が、初回から温かい笑いの花を咲かせた。
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同作は、20年間シルム(韓国の伝統格闘技。日本の相撲にあたる)の有望株だったキム・ベクドゥ(演者チャン・ドンユン)と、幼い頃に町のガキ大将だったオ・ユギョン(演者イ・ジュミョン)が再会して繰り広げられる青春ロマンスだ。
シルムの神童から、大したことのない選手になったキム・ベクドゥ。絶えず押し寄せてくる“現実アタック”と、心配な視線にも屈せずに砂場を温める彼の奮闘は、初回から大きな共感と応援を呼び込んだ。
何よりもシルム選手に完璧になりきったチャン・ドンユンの熱演が光った。現実を直視するベクドゥの複雑な気持ちはもちろん、躍動感あふれる試合シーンまで多彩に描き、視聴者を劇中へと誘った。
先行き不透明な未来にも、夢への挑戦を止めなかったベクドゥは、シルム人生において大事な瀬戸際に立たされた。
引退の危機の中で向き合ったオ・ユギョン、そして人間味あふれるシルムの町「コサン」の風景は、これから彼らが紡ぐ物語へ期待感を高める。そして、平和だと思っていたコサンで遺体が発見されるミステリーな事件も加わり、まるで第2の『椿の花咲く頃』になりそうな予感も感じさせた。
好スタートを切った『砂の上にも花は咲く』は、毎週水・木曜21時に放送中。Netflixでもほぼ同時配信される。
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