タレントのシン・ドンヨプ（52）ほど、開放的な芸能人が他にいるだろうか。
元恋人のモデル出身イ・ソラ（54）と再会したことに続き、振られたことのある女優イ・ヘヨン（51）にまで会った。
シン・ドンヨプは最近、YouTubeのトークショーで圧倒的な存在感を見せている。すでに地上波で人気MCとしての地位を固め、Netflixで日本のAV女優と共演するなど数十年間にわたって活動を繰り広げているが、より自由な雰囲気のYouTubeでさらに活発に活動している。
最近は、過去に公開恋愛をした相手であるイ・ソラと再会し、合コンで出会ったというイ・ヘヨンとも共演するなど、ハリウッドスターにも劣らない態度で大衆の関心を集めている。
実際のところ、過去に関係の深かった女性と公開的に共演するのは、決して簡単なことではないだろう。
放送活動をしている芸能人として負担になるだけでなく、どんな話が出てくるかわからず、イメージに大きな打撃を受ける可能性もある。何よりもシン・ドンヨプは既婚者だ。そんなリスクをすべて背負い、シン・ドンヨプはタレントとしてプロフェッショナルに自分の役割を果たし、感嘆を誘っている。
12月4日、YouTubeチャンネル「切ない兄シン・ドンヨプ」にイ・ヘヨンが出演し、過去のシン・ドンヨプとの付き合いを暴露した。
シン・ドンヨプは「若い頃は私心があったが、今の私たちは戦友のような感じ」と話した。これに対してイ・ヘヨンは「若い頃の話をしてみようか」と答えた。イ・ヘヨンとシン・ドンヨプは、過去に合コンをした経験を明かした。イ・ヘヨンは「私はシン・ドンヨプが好きで眠れないほどだった。私の人生の最初で最後の合コンだ」と述べた。
続けてイ・ヘヨンが「会ってみたが、自分がスターであることを知っている人のようだった」というと、シン・ドンヨプは「私がそんなにムカつくスタイルだったか。新人の時なのでお金もなかった」と話した。イ・ヘヨンは「お金だけなかったのか。車もなかった」と突っ込んで笑わせた。
イ・ヘヨンは「合コンをして2回ほど会った。車がないから私が家まで送ってあげた。うんざりした」とし、「うまくいかなかった。その次に会ったとき、本性を現した」と切り出した。そして「私はゆっくり行きたかったが、この人は気が急いていた。私が運転しているのに、しきりに変な道を教えてきた」と話し、笑いを誘った。シン・ドンヨプは「（ソウル）城北（ソンブク）区に住む人々は皆知っている“チョンスジョン”（カルビ専門店）という店があった。それをモーテルだと思っていたのだ」と話した。
するとイ・ヘヨンは「また会ったが、しつこい。触りたがっていたし、どうしようかと思った。この付き合いを続ければ、結婚するとか何かが起こるだろうと思った。きれいに静かに付き合いを絶った。それから放送でずっと会ったりした。見るたびに運が悪いと私は目を避けた」と語った。シン・ドンヨプは「私が振られたのだ」と付け加えた。
イ・ヘヨンとは妙な関係だったが、シン・ドンヨプは振られた話まで果敢にして話題を集めている。
これに先立ってシン・ドンヨプは、本当の元恋人であるイ・ソラと共演し、注目を集めた。シン・ドンヨプとイ・ソラは1990年代に公開恋愛をしたが、2001年に別れた。その後、20年余りが過ぎた再会が実現した。
シン・ドンヨプは来る12月6日に初公開されるイ・ソラの新ウェブバラエティ「スーパーマケット・ソラ」に初ゲストとして出演する。
韓国芸能界で恋人、または夫婦だった男女が別れた後、ひとつの番組に出演するのは珍しいことだ。しかしシン・ドンヨプとイ・ソラは20年余りの歳月を超えて、お互いに向き合った。ハリウッド級の状況に期待が集まっている。
シン・ドンヨプが片想いだった女性と会い、元恋人のトークショーに出演できたのは、どうやら彼の妻であるソン・ヘユンPDのおかげのようだ。バラエティ番組を演出する職業であるだけに、夫シン・ドンヨプと過去の女性たちの再会をビジネスと見ているからこそ可能だった。
それでもシン・ドンヨプがプロフェッショナルな姿勢でイ・ソラ、イ・ヘヨンに接し、面白さまで引き出すからこそ成り立ったのは間違いない。彼の破格的な歩みは今後も続いていくのだろうか。
（記事提供＝OSEN）
■“日本のAV女優”と対話しただけで…シン・ドンヨプを袋叩きにするのは正しいのか
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