俳優イ・ビョンホンとハ・ジョンウが、互いの名場面に言及した。
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ソウルのCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールでは12月18日、映画『白頭山』(原題)のメディア試写会が行われた。
『白頭山』は、朝鮮半島に災害をもたらすとされる白頭山の最後の噴火を防ぐため、奮闘する人々を描く作品。白頭山に大韓民国観測史上最大規模の噴火が発生し、朝鮮半島を飲み込む追加噴火が予測される中で繰り広げられる災難映画だ。
イ・ビョンホンは劇中で、北朝鮮・人民武力省に所属するリ・ジュンピョンを熱演。白頭山の噴火を防ぐために韓国側の秘密作戦に協力する北朝鮮の軍人の姿をどのように描いたのか、ファンの期待は早くも熱い。
一方で、ハ・ジョンウは転役を控えた韓国の爆弾処理要員チョ・インチャンを演じる。除隊当日に北朝鮮を訪れ、予期せぬ事故で作戦の指揮を執ることになったチョ・インチャンの活躍にも注目が集まる。
同日試写会後に行われた記者会見で、ハ・ジョンウはイ・ビョンホンの名シーンについて「後半の感性的な演技」と語った。
ハ・ジョンウは「ビョンホン兄さんが出てくるシーンの後半で、最後の時限爆弾が終わるまでの感性的な表現がとても印象深かった」とし、「20年ぐらい前に公開された『To Heaven』のミュージックビデオが幼い頃とても好きだった。この映画でも感性的なビョンホンさんの演技を見ながら驚き、感動した」と伝えた。
『To Heaven』は歌手チョ・ソンモが1998年にリリースした楽曲で、ミュージックビデオにはイ・ビョンホンとキム・ハヌルが出演していた。
イ・ビョンホンもまた、ハ・ジョンウの名シーンに言及した。
「撮影中も感じていたが、映画を観ながらハ・ジョンウさんの機転とユーモアに今一度笑わされた。特に、彼の演じるインチャンを拉致するも同然のように車に乗り込むシーンでは、ほとんどがアドリブだった。本当にたくさん笑った」
イ・ビョンホンとハ・ジョンウの名演技が輝く『白頭山』は、12月19日に公開。
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