愛し合った2人の行き着いた先は警察署だった。
【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男だった」
元フェンシング女子韓国代表のナム・ヒョニ(42)が、元恋人の詐欺共犯容疑に対する取り調べを受けるため、本日(11月8日)、松波(ソンパ)警察に再出頭した。ナム・ヒョニは先立って6日に出頭しており、被疑者として約10時間にわたる取り調べを受けていた。
一方、元恋人のチョン・チョンジョ(27)は3日、講演などで知り合った20人から投資金の名目で約26億ウォン(約3億円)を集め、横領した疑い(特定経済犯罪加重処罰法上詐欺)で拘束されている。
その後、11億ウォン(約1億2600万円)の投資詐欺被害に遭った夫婦が、ナム・ヒョニを共犯疑惑で告訴。立件され、捜査を受けている。警察は海外への出国が頻繁だったナム・ヒョニに対して、6日に出国禁止措置を取った。
拘束されたチョン・チョンジョは詐欺容疑を認めながらも、「詐欺の収益金は全てナム・ヒョニと家族に使った」と主張するなど、継続してナム・ヒョニとの関連性を供述している状況だ。そのため、本日行われる取り調べでは、拘束されたチョン・チョンジョとの対質尋が行われる可能性もある。
ナム・ヒョニは1度目の出頭の際、取材陣の質問に対しては黙々と答えていた。しかし、2度目の出頭日未明には、SNSに10を超える文を投稿し、自身は共犯者ではなく、“最高の被害者”だと悔しさを訴えたりもした。
これまでフェンシングフルーレの世界的な選手として、数々の世界大会で輝かしい成績を残してきたナム・ヒョニ。2020年には自身の名を冠したフェンシングアカデミーを設立し、2021年からは大韓体育会の理事も務めてきた。
そしてプライベートでは、元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚し、2013年4月に第一子となる娘を授かったが、2022年8月に離婚を発表していた。
それから約1年、今年8月に女性誌のインタビューでチョン・チョンジョとの再婚を明かし、第二の結婚生活を歩むかと思われた。だが、その数日後にチョン・チョンジョの詐欺前科が明らかになったことで幸せは崩れ去り、結局残ったのは互いの暴露と憎しみとなってしまった。
◇ナム・ヒョニ プロフィール
1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。
■「“上下”とも女性」「女と結婚」チョン・チョンジョ、結局性別はどちらなのか
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