この大騒動はいつ終息するのだろうか。
【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男だった」
元フェンシング女子韓国代表のナム・ヒョニ(42)は11月8日未明、自身のSNSで“元婚約者”チョン・チョンジョに関する暴露文を投稿し、「10月24日以降、テレビ番組でチョン・チョンジョの話が出始めた時もチョン・チョンジョを信じていた」と切り出した。
続いて「(チョン・チョンジョの)母親だという人がスピーカーフォンで、Pホテル会長をチョン・チョンジョの実の父親だと言いながら泣き、生まれた場所もニューヨークだと言って泣いていた。おかしかったが信じるしかなかった」と説明した。
そして、「(出会う過程で)チョン・チョンジョに“20歳でカジノマシンを開発した”、“外車の自動運転システムを開発した”という話を聞いた」と主張し、「実際、本人の銀行残高が51兆ウォン(約5兆8800億円)と記録されたアプリも見たし、ある講義アプリケーションを本人自ら作ってお金をたくさん稼いだと話していた。読書会のメンバーたちとある物を開発して、200億ウォン(約23億円)を稼いだという話もしていた」とも明らかに。また「チョン・チョンジョのボディーガードは毎回替わっていたため尋ねると、その度に“Pホテルのカジノでボディーガードとして働くよう送った”と言われた」と述べている。
ここで「1人2役でP会長を演じていた事実も知った」と衝撃告白。「チョン・チョンジョは“Pホテルで税金問題が発生し、1兆ウォン(約1150億円)の費用が必要になった。1兆ウォンを穴埋めして結婚を許可してもらった”という話もした」と付け加えた。
そのほかにも「10月25日以降に知った事実があまりにも多い。私になぜ騙されたのかと尋ねられても、15歳違いの妹だと思い、姉妹として過ごした(としか言えない)。そしてある日、チョン・チョンジョが自身を(性転換手術した)男性だと告白した」と性別に関しても触れている。
それとともに「私に尽くし、アカデミーの先生たち、家族、子供たちに本当に良くしてくれたので、とてもありがたかった。多くの助けを受けたので申し訳なかったし、そのために勇気が出たようだ」とし、自身が騙されるしかなかった理由を締めくくった。
なおナム・ヒョニは現在、チョン・チョンジョの詐欺共犯者として立件され、警察の調査を受けている。7日には署に出頭して取り調べを受け、出国禁止措置がとられた。一方、チョン・チョンジョは3日に特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺容疑で拘束されている。
◇ナム・ヒョニ プロフィール
1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。
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