「性的関係はもったが性転換手術をした体は見ていない」韓国美人剣士と“法的女性”詐欺師のドロ沼争い

2023年11月01日 話題

結婚発表から3日で破局した元フェンシング女子韓国代表ナム・ヒョニ(42)と、チョン・チョンジョが、ドロ沼争いを繰り広げている。

【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男だった」

10月30日、ナム・ヒョニとチョン・チョンジョは朝から晩まで真実を巡る攻防戦を展開した。それぞれ異なるメディアとのインタビューを通じて、互いの正体に対して全く異なる意見を世に発表したのだ。

詐欺は「知らなかった」とナム・ヒョニ

まずナム・ヒョニは30日午前、CBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』に出演し、「私も家族も多くの被害を受けた」とチョン・チョンジョを告訴すると明らかにした。

特に、チョン・チョンジョの詐欺行為について「今回(初めて)知った。私に全く話さなかった」と述べ、自身は関与していない点を強調した。

ナム・ヒョニ
(写真提供=OSEN)ナム・ヒョニ

そして最も議論になったチョン・チョンジョの性別に対しても言及。「(チョン・チョンジョが)フェンシングを初めて習いに来た時、28歳の女性だと紹介された」と当時を振り返った。

以降、チョン・チョンジョに性転換手術を告白され、性的関係ももったという。ただし「実際にチョン・チョンジョの手術した身体は見ていない」と一線を引いている。

また、チョン・チョンジョから渡された妊娠検査薬については「私は名が知られているので、薬局に全く行けないようにした。私が一度テストしても信じなかった。一つだけではダメだと、もう一度やってみようと思ったが、(チョン・チョンジョが)いくつかくれた」とし、「病院に行けば調べてくれる人が多いはずだが、もう少し明確にしたく、日を置いて本当にこれ(検査薬)が正しいのか見たかった」と主張した。

チョン・チョンジョ、ナム・ヒョニ共犯説を提唱

対するチョン・チョンジョは、ナム・ヒョニを自身の“共犯”であると反撃。彼は同日夜、『チャンネルAニュース』で「ナム・ヒョニは(今年)2月から私の正体を知っていた」と主張したのだ。

ナム・ヒョニはチョン・チョンジョの携帯電話を見たので、さまざまな情報も知っていたはずだと。その代わり、彼はナム・ヒョニと通話をした母親と友人は皆、実際の母親と友人だと話した。

チョン・チョンジョ
(画像=『チャンネルAニュース』)チョン・チョンジョ

続いて「現在は法的に女性」と明かし、「性転換手術をしていない」と告白。「今は男になるため、その過程を経ているところだ。ホルモン注射を受けた」とも打ち明けた。またナム・ヒョニから、「君の胸のせいで他人に女だとバレる」と言われたことをきっかけに、性転換手術を試みたと主張した。

そしてナム・ヒョニに渡した妊娠検査薬に関しては、「すべて警護スタッフの方々が買ってきてくれて、それを受け取って渡しただけだ。検査した時、2本の線が出ていた。流産の症状があらわれたので産婦人科に行ったら、病院で“どうやら好例妊娠の影響もあって流産したようだ”と言われた。私も理解できない部分だ。しかし、それがなぜ重要なのか。私はナム・ヒョニを愛し、誰の子供でも重要ではなかった」と付け加えた。最後に「私が犯したことは全て耐え、責任を負う。被害者の方々に申し訳ない」と謝罪した。

ドロ沼争いの結末は…

このように、2人の主張が真っ向対立している状況で、警察はチョン・チョンジョに対する捜査を進行中だ。25日、ソウル・江西(カンソ)区議会のキム・ミンソク議員は、チョン・チョンジョとオンライン副業講演業者代表A氏を詐欺および詐欺未遂疑惑で江西警察署に告発した。

さらに、チョン・チョンジョは自らを“財閥3世”と称し、オンライン副業セミナーの受講生から金をだまし取ったという疑惑も受けた。それだけでなく、投資金詐欺事件、結婚詐欺事件、デートアプリ詐欺事件、財閥3世詐欺事件、アメリカ投資詐欺事件、1人2役詐欺事件など、複数の詐欺容疑が発覚している。

このような各種詐欺事件と、ナム・ヒョニがチョン・チョンジョをストーキング容疑で通報したことに対して、松坡(ソンパ)警察署は関連事件を併合して捜査を進めている状況だ。 チョン・チョンジョの詐欺疑惑に対してナム・ヒョニが加担したかも警察の捜査対象となっている。

(記事提供=OSEN)

◇ナム・ヒョニ プロフィール

1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。

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