元フェンシング韓国代表で“美人五輪メダリスト”と呼ばれたナム・ヒョニが、婚約者だったチョン・チョンジョとの詐欺共犯疑惑を受け、被疑者として警察の取り調べを受けた。
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ナム・ヒョニは11月6日午後、ソウル松坡(ソンパ)警察署に被疑者の身分で出頭した。彼女は10時間近い厳しい取り調べを受け、本日(11月7日)午前0時過ぎになって警察署を出ることができた。
彼女はこの日の未明まで現場にいた取材陣と会ったが、マスクをつけたまま沈黙し続けた。また調査過程でチョン・チョンジョとの対質尋問は行われなかったという。
ナム・ヒョニの元恋人チョン・チョンジョは現在、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺容疑で拘束されている。そんななかでナム・ヒョニは、チョン・チョンジョの詐欺の共犯者ではないかという疑惑をかけられた。
これと関連して警察は、チョン・チョンジョを相手に告訴、告発および陳情された事件12件のうち、1件にナム・ヒョニが共犯として指摘され、被疑者として立件したと明らかにした。警察は必要な場合、ナム・ヒョニとチョン・チョンジョの対質調査を進める方針だ。
しかしナム・ヒョニはチョン・チョンジョとの共謀疑惑を否認している。彼女は11月4日、高価な外車1台を警察に任意提出した。その車両は、チョン・チョンジョがナム・ヒョニにプレゼントしたものだ。
その他にも警察は、ナム・ヒョニがチョン・チョンジョから受け取ったことが明らかになった貴金属やブランド品など、48点を押収した状態だ。
ナム・ヒョニ側は「この間、チョン・チョンジョを告訴した15人はナム・ヒョニを告訴しなかった」とし、チョン・チョンジョの単独犯行を主張。また「11億ウォン(約1億1000万円)以上の詐欺に遭った専門職の夫婦が最近、唯一ナム・ヒョニを共犯として告訴した」とし、「犯罪収益を隠したチョン・チョンジョだけを相手にすれば、被害の回復が不可能と見た被害者の心境は十分に理解する。しかしナム・ヒョニはチョン・チョンジョの詐欺行為をまったく知らず、チョン・チョンジョに利用された。していないことをしたとは言えない」と反論した状態だ。
ナム・ヒョニは去る10月、とある女性雑誌社との共同インタビューを通じて、チョン・チョンジョを再婚相手と紹介した。そのインタビューでナム・ヒョニは、チョン・チョンジョを乗馬専攻のアメリカ出身者で、成功したスポーツ教育事業家と明らかにした。
しかしその後、チョン・チョンジョが法的に依然として“女性”である状態であり、アメリカ出身でないうえに、事業家でもなく、財閥家の婚外子と詐称して投資詐欺をした前科があるなどの衝撃的な事実が明らかとなり、大きな物議をかもした。
(記事提供=OSEN)
◇ナム・ヒョニ プロフィール
1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。
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