現役医師が韓国の大物芸能人に違法薬物を供給していたことが知られ、衝撃を与えている。
【画像】クスリの影響？関係者が目撃したG-DRAGONの“変化”
10月26日、仁川（インチョン）警察庁・麻薬犯罪捜査係は、麻薬類管理に関する法律違反の疑いで医師のA氏を立件し、捜査していると明らかにした。
警察は、ソウル江南（カンナム）の“会員制ルームサロン”で薬物が流通しているという情報を確認する過程で、A氏を調査。A氏は特別な対価を受け取ることなく、G-DRAGONや俳優イ・ソンギュンらに麻薬を提供していたと警察は明かした。
警察は、G-DRAGONとイ・ソンギュンが投薬した薬物の種類、回数などを把握するため、近く彼らに試薬検査を実施する予定だ。
映画『パラサイト 半地下の家族』出演のイ・ソンギュン、BIGBANGのリーダー、G-DRAGONと、相次いで超大物の疑惑が発覚している薬物スキャンダル。そして今回、“現役医師”A氏の立件により、麻薬容疑の捜査線上に浮かび上がった人物は10人に増えた。
先立ってイ・ソンギュンは麻薬類管理に関する法律上、大麻・向精神薬の疑いで立件され、彼が出入りしたとされる高級クラブの女性室長も向精神薬使用の疑いで拘束された。この女性室長はイ・ソンギュンを脅迫し、3億5000万ウォン（約3500万円）をだまし取った疑いも持たれている。このほかにも従業員1人が立件された。
また現在も、歌手練習生出身でBIGBANG出身T.O.Pとの大麻吸引で知られるハン・ソヒ、南陽乳業創業者の孫でJYJ出身パク・ユチョンとの麻薬投薬で有罪となった“ミルク姫”ことファン・ハナ、ハン・ソヒの元恋人で作曲家のチョン・ダウンなど、5人が内定調査を受けている状況だ。
なお、G-DRAGONはイ・ソンギュンから始まった一連の薬物騒動とは別件で立件された。G-DRAGONは2011年5月、日本で大麻を喫煙した疑いで起訴猶予処分を受けたことがある。
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