映画『人生は、美しい』より、キャストのインタビュー満載のメイキング映像が解禁となった。
本作は、亭主関白の夫、そして思春期真っただ中の息子と娘にうんざりしながらも、健気に尽くしてきた平凡な専業主婦のセヨンが主人公。だがある日、自分の命が残りわずかと知らされたことで、学生時代の初恋相手を探すため、夫と“最後の旅”に出るという物語。
不器用な夫には『エクストリーム・ジョブ』『ムービング』に出演した実力派リュ・スンリョン。命の炎を燃やし、輝き続ける魅力的なセヨンには、ドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』などに出演するヨム・ジョンア。また大人気K-POPグループWanna One出身のオン・ソンウは、セヨンの初恋相手ジョンウ役でスクリーンデビューを果たしている。
今回解禁となったメイキング映像では、チェ・グッキ監督が「ロードムービーでミュージカル映画」「喜怒哀楽の詰まった映画」と語る本作において、大きな役割を担ったミュージカルシーンについて、劇中曲を歌い踊るリュ・スンリョンやヨム・ジョンアがレッスンに励む様子を紹介している。
「みんなが共感できる歌でミュージカルを作りたかった」というプロデューサーの言葉通り、主人公セヨンとジンボンの気持ちや夫婦の人生を代弁する曲には、シン・ジュンヒョンの『美人』、イ・ムンセの『ソロ愛讃』、イ・スンチョルの『アンニョンとは言わないで』など、韓国の70年代から2000年代の国民的ヒット曲が使われている・リュ・スンリョンとヨム・ジョンアは熱心に歌のレッスンを受け、自ら録音に臨んだという。
また監督いわく「音楽の始まりはファンタジー映画のように、過去の自分にも会い、2Dの世界にも入り込んだ、各曲に異なるコンセプト」で構成されたミュージカルシーンは大人数で踊る場面も多数登場する。その中心にいるリュ・スンリョンとヨム・ジョンアは常にそれぞれのキャラクターの感情に合わせた振付や動線を習得しなければならず、大変だったそう。
そんななか、「踊りと歌で苦労しそうだけどやらなきゃと思った」とリュ・スンリョンが溢れんばかりの情熱でダンス練習をする姿も。現在、世界中で大ヒットしているDisney+ STARオリジナル作品『ムービング』での激しいアクションシーンもリュ・スンリョン自ら演じたというが、本作ではヨム・ジョンアと共に「とてもシーンを豊かにしてくれる」と振付師が絶賛するダンスでミュージカルシーンを見事に演じている。
さらに「俳優たちの本格的なコメディセンス」と監督が表するリュ・スンリョンとヨム・ジョンアふたりのケミも抜群で、加えて高校時代のセヨンを演じたパク・セワンと「楽しくて新鮮でした」と話す初恋相手ジョンウ役のオン・ソンウのフレッシュな演技には「完璧な俳優です」と監督も太鼓判。リュ・スンリョンも「みんな素晴らしくてキャラクターにぴったり」と話し、撮影現場の様子からは「チームワークが最高」と監督が語る俳優陣の雰囲気の良さも伝わってくる。そして「本作は木浦、甫吉島、釜山を全て周ります。風景も美しい。彼らの旅路にご期待ください」とリュ・スンリョンが語るロードムービーの魅力にも注目のメイキング映像となっている。
『人生は、美しい』
監督:チェ・グッキ(『国家が破産した日』)
出演:リュ・スンリョン、ヨム・ジョンア
パク・セワン、オン・ソンウ、シム・ダルギ、ハ・ヒョンサン、キム・ダイン
特別出演:チョン・ムソン、パク・ヨンギュ、キム・ヘオク、シン・シネ、キム・ジョンス、コ・チャンソク、ヨム・ヘラン、キム・ソニョン、リュ・ヒョンギョン
2022年/韓国/韓国語/123分/5.1ch/シネスコ/原題:인생은 아름다워/字幕翻訳:本田恵子/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン G
11月3日(金・祝)シネマート新宿、ヒューマントラスト有楽町ほか全国順次ロードショー
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