BTSの“最終兵器”、Vが来る…個性的な低音ボイスと感受性、完璧ビジュアルで本日(9月8日)ソロデビュー

2023年09月08日 K-POP #BTS

BTSの“最終兵器”、Vが来る。

【写真】BTS・V、フェロモン全開のソロショット

個性的な低音と声色、自作曲で証明された叙情的な感性、そして完璧なビジュアルまで。BTS・Vがメンバー最後のソロとして本日(9月8日)13時、初ソロアルバム『Layover』をリリースする。

アルバムにはタイトル曲『Slow Dancing』を含め、計6曲が収録された。

今回のアルバム作業は、“NewJeansの母”として知られるADORミン・ヒジン総括プロデューサーと行ったことで音楽業界の関心がさらに集中した。Vの提案で、ミン総括PDが音楽、振り付け、デザイン、プロモーションなどアルバム制作全般を陣頭指揮した。

Vはアルバム発売に先立って計102枚のコンセプトフォトを公開し、ボーナストラックを除く5曲のミュージックビデオ全編を公開するという破格の歩みを繰り広げる。

どんな記録が飛び出すか

BTS・V
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS・V

またVはソロデビューを控えて正式リリースした自作曲で、グローバルチャートを席巻した。過去にグローバル音楽プラットフォーム「サウンドクラウド」を通じて無料で公開した『Winter Bear』『Snow Flower』『Scenery』の3曲を8月28日に正式リリースしたのだ。

『Winter Bear』は発売一日で全世界45の国や地域のiTunes「トップソング」チャートで1位を記録し、『Snow Flower』も37の国や地域で、『Scenery』も21の国や地域でトップに立った。ワールドワイドiTunesソングチャートでは『Winter Bear』が1位、『Snow Flower』が2位、『Scenery』が3位を記録することに成功している。

日本オリコンの「デイリーデジタルシングルチャート」でも『Winter Bear』が1位、『Scenery』が2位、『Snow Flower』が3位を独占し、ソロアルバムの先行公開曲に続いて再び“音源強者”としての存在感を見せつけた。

そんなVであるだけに、今回の新曲でどんな新記録を作成するのか期待が高まっている。Vは2022年に発表した『Christmas Tree』で米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で79位を記録し、グローバルな影響力も証明した。

BTS・V
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS・V

去る8月22日(現地時間)に発表されたビルボードチャートでは、先行公開曲『Love Me Again』が「HOT100」96位にチャートインし、Vのソロアルバムに対する全世界的な関心を立証したりもした。

先にソロアルバムを出したJUNG KOOKの『Swven』とJIMINの『Like Crazy』が「HOT100」で1位を記録した経緯があり、Vも2人に続いて頂点を極めるか注目が集まる。

バラエティ番組にも多数出演

Vの魅力は、各種バラエティ番組や音楽番組のステージでさらに輝くものと期待される。アルバム発売後、Vは『人気歌謡』(SBS)にも出演し、韓国音楽番組を通じてファンに会う予定だ。

今年初めに放映されたバラエティ番組『ソジンの家』(tvN)に“末っ子インターン”として出演し、純粋ながらもとんでもない魅力で愛されたVは、バラエティでの活躍も予告した。

すでに『ユ・クイズON THE BLOCK』(tvN)、『ランニングマン』(SBS)などバラエティ番組出演のニュースだけでも熱い話題となった。

BTS・V
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS・V

9月6日に放送された『ユ・クイズ ON THE BLOCK』でVは、デビュー10年目を迎えて自身の率直な話を切り出した。

グラミー賞の連続ノミネート、ビルボード1位曲最多保有アーティストに選ばれるほど新記録を作ったが、Vは「舞台をするのが怖かったことも多かった」とし、「賞をもらって鈍くなり始めた。昔の感動や喜び、大切さを忘れてしまったようだった。それで新しさが必要だった」と率直に打ち明けてソロアルバムを発売することになった理由を話した。

来る9月10日には『ランニングマン』に出演する。2016年にBTSメンバーと共に『ランニングマン』300回特集に出演して以来、7年ぶりの再出演だ。『ランニングマン』は本放送を控えてVの出演ニュースを予告映像で先行公開し、彼の風変わりな魅力を予告して好奇心を刺激した。

また、様々なウェブバラエティでもVの姿を見ることができる見通しだ。Vは「dingo story」、JIMINも出演した「Pixid」などのYouTubeバラエティに出演する予定だ。9月11日にはBTSメンバーのSUGAが進行する「シュチタ」にも出演し、SUGAと音楽に関する話やBTS“完全体活動”計画に対する話などを交わす予定だ。

BTS・V
(写真提供=tvN)『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演したBTS・V

JIN、J-HOPE、SUGA、RM、JIMIN、JUNG KOOKに続き、BTSメンバー最後のソロデビューを果たすV。デビュー10周年を迎え、メンバーが順次入隊し、全員が揃った“完全体活動”が不可能になったにもかかわらず、メンバーのソロ活動で得ている成果は大きい。

とある業界関係者は「BTSメンバーで最後のソロ走者として、グローバルチャートにまたどんな記録を残すのか業界の注目度も高い」とし、「7人全員がソロアルバムでそれぞれ異なるカラーを見せただけに、Vがミン・ヒジン総括PDを通じてどんな結果につながるかにも関心が集まる」と期待した。

◇V プロフィール

1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。

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