大ヒットドラマ『ムービング』俳優キム・ドフンが語る撮影の裏話「あの目で微笑みかけられたら…」【インタビュー】

2023年09月09日 話題

「『ムービング』撮影のために10kgくらい減量しました。ジョンハは太らなければいけないのでずっと食べ、私はずっと食事の管理をしなければなりませんでした。お互い気の毒だと思いました(笑)」

【写真】カリスマオーラ炸裂のキム・ドフン

俳優キム・ドフンは、Disney+オリジナル『ムービング』のインタビューでこのように話しながら笑っていた。

Disney+オリジナルシリーズ『ムービング』は、超能力を隠したまま現代を生きる子供たちと、辛い過去を隠して生きてきた親たちの話を描いたヒューマンアクションシリーズだ。

キム・ドフンは劇中、怪力の超能力を持つイ・ジェマン(演者キム・ソンギュン)の息子であり、キム・ボンソク(演者イ・ジョンハ)とチャン・ヒス(演者コ・ユンジョン)と同じクラスの学級委員長イ・ガンフン役を演じている。

削除されたシーンとは?

(写真=ウォルトディズニーコリア)

この役のため、運動をしながら体重を減量したキム・ドフン。「超能力者なので、脂肪を落としたシャープな体を作りたかったです。最終的には削除されましたが、トップスを脱ぐ場面もあって管理が必要でした。それでも体の管理のために食べることも調節して運動していたら、体の調子がよくなりました。アクション演技をする時も体が軽くなったのを感じました。ジョンハは太らなければならないので、ずっと食べなければならず、私はずっと管理をしなければなりませんでした。それで、お互いに気の毒に思った経験がありますね(笑)」

キム・ドフンとイ・ジョンハは実際に京畿道・龍仁(キョンギド・ヨンイン)の地元の友達でもある。学生時代にはお互いをよく知らなかったが『ムービング』を通じて親しくなり、今では親友となった。

「アクションスクールでジョンハに初めて会った時、地元の友達に会ってとても不思議でした。お互いに頼り合ったりもしました。二人とも初めての撮影が多く、フィードバックしあったりしました。ジョンハは可愛くて愛らしいじゃないですか。特に、あの目で微笑みかけられたら、彼が望むことを全部してあげないといけません(笑)人付き合いも上手で、たくさん配慮して共感してくれます。最近は2人でテレビ電話もたくさんします」

「あのシーンはCGじゃないです!」

(写真=ウォルトディズニーコリア)

1998年生まれのキム・ドフンは高校生のガンフン役を演じ、自身の学生時代を振り返った。劇中のガンフンは、同じくチョンウォン高校3年生で超能力者のチャン・ヒス(演者コ・ユンジョン)に恋をしている。そのため、ヒスがボンソクと一緒にいるのを見て嫉妬したりもする。

「私は学生時代を楽しく幸せに過ごした方です。ガンフンは落ち着いていて、自分を自制するのが得意な友達ですが、私はテンションが高く、他の人と付き合うのも得意だと思います。似ているところは責任感。ガンフンがヒスを思うシーンで、ガンフンが純粋な高校生だということを強調しようとしました。“ガンフンは高校3年生だ、私も大人だけど未熟なところもあるから、きっとこの子にも何かがあるんだろう”と思いながら台本を読みました」

『ムービング』は大体のドラマでは消化しにくい7000カットを越えるCGを消化して話題を集めた。しかし劇中、ガンフンが拳を振り回して木が割れる場面はCGなしの実際の撮影だった。

「拳一つで木を割る場面はCGではありません。拳を振り回すシーンに合わせて本物の木をクレーンで折りました。クリストファー・ユンジェ監督とも呼ばれたりもしましたね(笑)大体のものは実際に撮れたら、実際にやろうとしていたと思います。木を割るシーンを撮るためにはNGを出さないためにリハーサルをたくさんしました」

(画像=ウォルトディズニーコリア)

劇中、キム・ドフンの父親は俳優のキム・ソンギュンが、母親はパク・ボギョンが演じたが、キム・ドフンは「大先輩たちと一緒に出演することに大きな負担を感じた」と打ち明けた。「序盤が学生たちの話なのでボンソク、ヒスと一緒に私たちがどうするかによって視聴者も期待を持って見るから頑張ろうと意気投合しました」

『ムービング』はOTTプラットフォームコンテンツ視聴順位集計サイト「フリークスパトロール」が先月24日公開したディズニー+TVショー部門ワールドワイドで1位を記録。韓国国内でも8月第5週目のキノライツ統合コンテンツランキング1位となった。

「カン・ブル作家はよく台本を地図程度だと思って気楽に演技してほしいと言ってくれました。パク・インジェ監督は、私が自然にできる環境を作ろうとたくさん努力してくれました」 2016年に映画『尾行』(原題)でデビューし、俳優歴7年目となったキム・ドフンは『ムービング』を「忘れられない作品」だと愛情をあらわし、一緒に過ごした俳優やスタッフたちに感謝の気持ちを伝えた。

次回作はロマンスか!?

(画像=ウォルトディズニーコリア)

「素敵な方々にたくさん出会えた現場でした。デビュー当初は不安で焦りうまくやりたいという欲で満ちていましたが、今は上手くやれることをやりながら長く(演技を)やりたいと思っています。まだ経験したことのないジャンルも多くて何でもいいですが、ロマンスを上手にやってみたいです」

ロマンスジャンルでのキム・ドフンの活躍にも期待が高まる。

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