チョ・グク元法務部長官の娘チョ・ミンがYouTubeチャンネルのハッキング被害を明かした。
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9月6日、チョ・ミンはインスタグラムのストーリーズに「こんにちは、チョ・ミンです。ほんの30分前にグーグル/ユーチューブのアカウントがハッキングされました」という書き込みを残した。
続いて「現在、グーグルにアカウント無効化などの問い合わせなど、四方八方に努力中ですが、復旧に時間がかかることもあり、登録者の方々はご了承ください。今まで一生懸命作った映像が消えるかもしれないという不安でとても怖いですが、少しずつ努力してみます。少々お待ちください、申し訳ありません」と謝罪。そして約2時間後、「グーグルの返事を待ってみなければなりませんが、アカウントを取り戻すのに2~7日ほどかかりそうです。少々お待ちください」と報告した。
チョ・ミンは今年5月にYouTubeチャンネルを開設して活動を開始。以降、急激な成長ぶりを見せ、登録者30万人達成を目前にしてハッキング被害を受けることとなった。
ハッキング直後、チョ・ミンのチャンネル名は「XRP-LIVE」に変わり、既存映像が消えて仮想通貨関連の映像が掲載された。その後は「申し訳ありません。このページは使用できません。他のワードで検索してみてください」という案内文が表示される。
なお、チョ・ミンの父親チョ・グクは、文在寅(ムン・ジェイン)政権で第66代法務部長菅に指名されたが、複数の疑惑が浮上したことで、韓国で大きな論争を巻き起こした。この一連の論争や疑惑追及は「チョ・グク事態」と韓国で呼ばれている。日本では「タマネギ男」という名で報道されていた。
娘の不正入学・進学や息子の徴兵忌避、不正投資など計12の件の罪で起訴された。2022年2月に行われた一審では、チョ・ミンに関する請託禁止法違反が有罪と認められ、チョ・グクに懲役2年と追徴金600万ウォン(約60万円)、妻のチョン・ギョンシム元東洋大教授に懲役1年が言い渡された。
そして今年8月10日には、韓国検察がチョ・ミンを虚偽作成公文書行使、業務妨害、偽計公務執行妨害の疑いで在宅起訴。チョ・ミンは釜山(プサン)大学医学専門大学院入学管理科とソウル大学医学部員に偽造書類を提出した容疑が持たれている。
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