「韓国に住んでいる(笑)。いろいろな国に行っていると、自分の部屋なのに間借りしているような気分になる。どうしても規則正しい生活ができないので、熱心に運動することで調整している。体がどの時差に従えばいいかわからないから、運動して早く体を疲れさせてから眠りに入る」
――韓国での活動計画はないのか。
「当然、韓国でも活動したい。しばらくフリーだったときに、バラエティ番組の出演オファーで直接連絡をしてくれた監督がいたのだけど、外国人に説明するように話していた。私に対して海外に在住の韓国人か、国籍が韓国ではないという誤解もあるけど、そうではない。韓国での活動については引き続き調べている。韓国では男性中心の作品がとても多いけど、海外のような変化があればいいと思う。
そして、シリーズ作に出演しているからといって、他の作品がきないわけではない。いつも他のチャンスをうかがっていて、オーディションも受けている」
――挑戦したいキャラクターがあるとしたら、どんなものか。
「まだやったことがないものが多い。韓国ドラマ『私のおじさん』(tvN)も楽しく見た。キャラクター全員が気に入ったし、ストーリー展開も他の作品に比べて物静かな部分があった。『ミスター・サンシャイン』も韓国ドラマっぽくなかった。韓国人監督と外国人監督のコラボレーション作品があれば出演してみたい。
日常的な姿を見せたいという欲もある。ハリウッドでは、アジア人の役者にはめったにチャンスが訪れない。だからサンドラ・オーやジョン・チョーがすごいとも思ったし、羨ましかった。もっといろんなチャンスがあればいいなと思う」