人気K-POPグループ・EXO（エクソ）のメンバー、カイとベクヒョンを引き抜こうとしたとの疑惑をかけられている歌手のMCモン側が、「不法に録音された後に編集されたもの」と主張した。
7月19日、MCモンの法律代理を務めている法律事務所ゴウ（コ・ユンギ弁護士）側は公式立場文を通じて、「MCモンがカイ、ベクヒョンについて言及したという内容の録音はアン某氏が不法に録音した後、意図的に編集して脅迫に使った手段」と明らかにした。
先立って7月18日午後、とあるメディアは「MCモンがEXOのベクヒョンとカイを引き抜きたいという意思を明らかにしていたことが確認された」と報じた。同メディアは、MCモンが多数の芸能関係者がいる席でベクヒョンとカイを引き抜きたいと話し、「今作業している」と言及したと伝えた。
MCモン側は「その報道内容は1年6カ月余り前に、MCモンと知人の間で行われた私的な対話をアン某氏が当事者の同意なしに不法に録音した後、そのうちの一部を意図的に編集して組み立て脅迫の手段として使用したもの」とし、「犯罪行為の道具として使われ、さらに特定の意図の下で編集された録音記録の内容が何の反論の機会もなく伝達され、報道されていることに対して深い遺憾の意を表する」と伝えた。
その対話を録音して編集したというアン氏は、“チョン・ホヨン”という仮名で数カ月間、ビッグプラネットメイド代表であるパク・ジャングンやMCモンを相手に、日常的に脅迫を繰り返していたという。MCモン側は5月1日にアン氏を脅迫罪などで告訴。アン氏は脅迫容疑に対して、起訴意見で検察に送致されている状態だ。
MCモン側は「アン氏はその事件で捜査を受けており、ひいては起訴意見で送致されているにもかかわらず、録音記録の一部を絞り込んで編集した内容を抜粋し、より露骨に配布していくなど破廉恥な行為を繰り返してきた」と伝えた。
MCモン側は、「アン氏が不法な方式で確保した録音記録、そして任意と悪意を土台に組み立てて編集した一部の録音記録を通じた度重なる脅迫行為、合わせて警察捜査および検察への起訴意見送致後も止められなかった不法な2次、3次脅迫行為に対して、強力に対応していく計画」とし、「迅速かつ厳正な法的措置を講じていく予定」と立場を明らかにした。
なお去る6月、EXOのベクヒョン、シウミン、チェンが所属事務所SMエンターテインメントを相手に専属契約解約紛争を提起した際、MCモンはメンバーをそそのかし、引き抜こうした“外部勢力”と目された。
しかしSMエンタは「当社の誤解」と立場を改め、またメンバー3人もSMエンタと和解して騒動は収束。EXOは7thフルアルバム『EXIST』で無事にカムバックしている。
そんな“EXO騒動”が無事に解決したにもかかわらず、再びMCモンの引き抜き疑惑が浮上して大きな関心が集まっている。
■「愛子さまも熱狂」と日本メディア。渦中の“EXOベッキョン”、その温かい人柄
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