K-POPグループ・EXO(エクソ)のスホが悪質なコメントに対する苦痛を訴えた。
スホは最近、ファンコミュニケーションアプリ「bubble」を通じて「僕が少しだけミスしても、今このように嘲弄され、侮辱されたことが描かれるので精神的にとても大変だった」と伝えた。
彼は「プレスコールの時、俳優キム・ヒジェが突然当日参加できなくなって歌うナンバーも変わり、緊張して『なぜ私を愛していないんですか』を自分も気に入らないように歌ったのは、僕も今でも残念」とし、「それで(音楽番組の)『K-909』で、もう一度選曲して歌った」と説明した。
さらに「ミスした部分だけを編集してショートにして嘲弄し、侮辱しているところも見た」とし、「それでも自分が足りないと思って、舞台で証明してみせると思って、黙々と演技して歌っている」と明かした。
ただ、「一般観客の皆さん、多くの俳優の方々、記者の方々も絶賛してくださった僕の公演を、なぜ“現在反応が良くないスホのミュージカル”という文章でけなそうとするのか」と訴えたりもした。
スホは去る6月15日から始まったミュージカル『MOZART!』に、ヴォルフガング・モーツァルト役で出演中だ。その役はスホの他にも、イ・ヘジュン、ユ・フェスン、キム・ヒジェが演じている。
最近行われたプレスコールでは、スホをはじめ、ユ・フェスンとイ・ヘジュンがハイライト試演を披露した。キム・ヒジェは健康上の問題で参加しなかった。
そのプレスコールのステージが公開されると、オンラインコミュニティにはスホの実力に対する批判の声が多数上がった。なかには「実力不足を実力不足と言って何が悪いのか」といった意見もあった。そんなコメントに対して、スホが苦しい心境を伝えた格好だ。
スホの文章全文は、以下の通り。
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僕が少しだけミスしても、今このように嘲弄され、侮辱されたことが描かれるので精神的にとても大変でもあったし、プレスコールの時、俳優キム・ヒジェが突然当日参加できなくなって歌うナンバーも変わり、緊張して『なぜ私を愛していないんですか』を自分も気に入らないように歌ったのは、僕も今でも残念です。
それで『K-909』で、もう一度選曲して歌ったんです。どう歌ったかは、2週間後に彼らも聞くことができるでしょう。
はなはだしくは、ミスした部分だけを編集してショートにして嘲弄し、侮辱しているところも見ました。それでも自分が足りないと思って、舞台で証明してみせると思って、黙々と演技して歌っています。
ファンの方々でなくても、一般観客の皆さん、多くの俳優の方々、記者の方々も絶賛してくださった僕の公演を、なぜ「現在反応が良くないスホのミュージカル」という文章でけなそうとするのでしょうか。
◇スホ プロフィール
1991年5月22日生まれ。本名はキム・ジュンミョン。2012年4月にEXOのリーダーとしてミニアルバム『MAMA』でデビュー。EXOとして『Growl』『Overdose』『Call me baby』『Monster』『Ko Ko Bop』『Obsession』などヒット曲を発表する一方、2020年3月にソロアルバム『Self-Potrait』を発売した。また、ミュージカル『The Last Kiss』『笑う男』、映画『グローリーデイ』『飛べない鳥と優しいキツネ』、ドラマ『リッチマン~嘘つきは恋の始まり~』などに出演し、俳優としての可能性も認められた。2020年5月14日から兵役を務め、2022年2月14日に召集解除(除隊)された。
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