aespaのカリナが人気漫画『僕のヒーローアカデミア』のファンであることを公言した。
カリナは最近、Bubble(バブル)に「今は『ヒロアカ』を見ているところ」と投稿し、“おすすめのアニメ一覧”を公開。『約束のネバーランド』『暗殺教室』『呪術廻戦』『七つの大罪』『モブサイコ100』『賭ケグルイ』といった日本の人気作品を次々と列挙し、熱烈なアニメファンぶりを見せた。
ところが、カリナはその後、自身の発言に対して「過去にイシューがあった作品だったことを、少し遅れて知った。私が観た時にはキャラクターの名前がすでに変更されていたので、以前のことはわからなかった」と釈明。「特別な意図があってお勧めしたわけではないので、誤解しないでほしい」と念を押した。
ここでカリナが言及したのは、『僕のヒーローアカデミア』のことだ。2020年、登場キャラクターの名前が「過去の史実を想起させる」との指摘が韓国や中国から相次ぎ、同キャラの名前を差し替える事態が起きた。
カリナは今回、自身が大きな影響力を持つことを理解した上で、自らの発言が火種になるのではないかと察知したようだ。最後には「もっと慎重になり、MY(aespaファン)の皆さんに良い情報を共有できるようにするね!」と明るく締めくくった。
一度でも歴史的背景を連想させるような描写が見られたマンガやアニメは、“センシティブなもの”として扱われることが珍しくない韓国。他意なく、それらの作品に言及した芸能人が、ファンから非難されることもしばしばだ。
ただ、今回の件に関しては「カリナが一枚上手(うわて)だった」と評価するファンは少なくない。「私はこの発言に対して何も思わないけど、センシティブととらえるファンに対する気遣いを事前に見せたことに好感が持てる」「そもそも謝る必要はないことだが、自分の影響力の大きさを認識している姿勢はかっこいい」といった具合だ。
カリナは以前から「アニメが大好き」と公言しており、韓国だけでなく日本でもカリナの“アニメオタク”ぶりに好感を持つファンは多い。それだけに、これからもカリナの発信する情報には大きな注目が集まるだろう。
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