【韓流スターあの人は今】チャングム人気の日本で著書発表した王様俳優イム・ホは今

2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きている。

気になるのは、かつて人気だった“あの人”たちのその後だ。

彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。

シリーズでお届けする意欲企画。今回は『宮廷女官チャングムの誓い』で存在感ある王様役を演じ、日本でエッセイ集まで発表するほど人気だった俳優イム・ホの現在を紹介する。

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王様専門俳優として知られるイム・ホ

日本に韓流時代劇ブームを巻き起こした『宮廷女官チャングムの誓い』。

16世紀の朝鮮王朝時代に実在した医女チャングムのサクセスストーリー描いた本格時代劇は、2003年に韓国で放送され平均視聴率40%を記録。日本でも2006年、NHK地上波での放映時は、土曜深夜にも関わらず16%の高視聴率をマークした。

アジアのみならずヨーロッパやアフリカなど100カ国以上に輸出された、世界的な人気作品である。

この『チャングム』でイ・ヨンエ演じる医女チャングムが使えていた王様・中宗(チュンジョン)を演じていたのが、俳優イム・ホだ。

劇中で中宗はさまざまな改革に取り組むが、宮中の利権争いの妨害に遭い、思うように任せない。医女チャングムを重用し、彼女に想いを寄せるが、自分の死期を知り、彼女を遠ざける終盤は、日本でも多くの視聴者たちの涙を誘った。

日本でのチャングム人気もあって、イム・ホは『王様が語る!もうひとつの「チャングム」』(主婦と生活社)というエッセイ集まで発表しているのだから、当時の人気は相当なものだった。

(写真=MBS)『チャングム』で中宗を演じたイム・ホ

このイム・ホ。当時は韓国でも“王様専門俳優”ともされていた。

1993年にKBS公募俳優第15期で芸能界デビューしたイム・ホは、1995年のSBS時代劇『チャン・ヒビン』での国王役で知られていたのだ。『チャングム』以降も王様役のオファーは絶えなかったという。

しかしながら王以外の役にも意欲的で、ドラマ『鄭道伝』(2014年)では学者役を、『オクニョ 運命の女(ひと)』では捕盗庁(ポドチョン)のカン・ソノ役も演じた。

ちなみに私生活では2010年に、1年半交際していた11歳年下の一般女性と結婚したイム・ホ。近年は王様役や時代劇以外にも果敢に挑んでいるだけに、注目しておきたい。

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