BTSやBLACKPINKは“常連”に…夢ではなく現実となったK-POPの14年の歩み、米ビルボードHOT100

2023年04月03日 K-POP #FIFTY FIFTY

全世界的なK-POPの人気により、米ビルボードのメインチャート「HOT100」の“壁”を越える韓国アーティストが次第に増えている。

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そもそも「HOT100」は、最近1週間のフィジカルシングルおよびデジタル音源の販売量、ストリーミング再生回数、ラジオのエアプレイ数、YouTube再生回数などを合算して歌の成績を網羅する米ビルボードのメインチャートだ。

全世界的な権威を認められる「HOT100」はアメリカだけでなく、各国の大衆音楽の流れを知らせる指標であるため、依然としてすべてのアーティストの夢でありロマンだ。

長い間、西洋歌手の専有物と考えられてきた「HOT100」だが、Wonder Girlsを皮切りにPSY、BTS(防弾少年団)に至るまで、高まるK-POPの地位によってチャートインの壁が次第に低くなり、今では夢でなくなった。

初チャートインから14年、BTSは1位の常連に

韓国アーティストとしては初めて「HOT100」にチャートインしたのは、ガールズグループWonder Girlsだ。

(写真提供=JYPエンターテインメント)Wonder Girls

2009年にアメリカ進出したWonder Girlsは、『Nobody』の英語版、および英語版リミックスバージョンなどが含まれたシングルを発売し、初めて米ビルボード「HOT100」チャートで76位を記録して新しい歴史を作った。

韓国のプロデューサーが制作し、韓国歌手が歌った歌が米ビルボードのメインチャートに名を連ねたのは、1894年に始まったビルボードチャートの歴史で初めてのことで、大きな話題を集めた。

その後を継いだのは歌手PSYだ。2012年、全世界にシンドロームを巻き起こした『江南スタイル』で最盛期を迎えたPSYは、「HOT100」64位で初登場し、7週連続で2位を記録する快挙を成し遂げた。

歌手PSY

その後も『Gentleman』で初登場12位、最高順位5位まで上がったかと思えば、『Hangover』26位、『DADDY』97位を記録し、アジアアーティストとして初めて4曲連続「HOT100」チャートインという新記録を作った。

続いて2NE1出身の歌手CLが韓国女性ソロアーティストとして、初めて「HOT100」に名を連ねた。2016年、CLのアメリカ進出初のオフィシャルシングル『LIFETED』が94位を記録し、2週連続チャートインを成功させている。

(画像提供=YGエンターテインメント)CLの『LIFETED』

今現在も新しい伝説を作り続けているBTSは、CLに続いて2018年に『DNA』で初めて「HOT100」にチャートインした。

初登場85位だった『DNA』は、2週目に67位と順位を上げ、グローバルな人気を実感させた。その後、『MIC Drop(Steve Aoki Remix)』が28位に入り、10週連続チャートインするほど熱い人気を得た。

2018年には『FAKE LOVE』で10位に入り、K-POPグループで初めてトップ10入りという成果を収め、『IDOL』でも11位を記録した。2019年に『Boy With Luv(Feat. Halsey)』で8位、2020年に『ON』で4位に入って着実な成長を証明したBTSは、ついに『Dynamite』で韓国歌手初の「HOT100」1位を獲得し、韓国大衆音楽史に大きな足跡を残した。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

その後、『Dynamite』で3度の1位を記録したBTSは、同年に『Savage Love』リミックスバージョンと『Life Goes On』でもトップに輝いた。特に2021年には『Butter』で10週間1位という空前絶後の記録を立てて全世界を驚かせ、『Permission to Dance』、コールドプレイとのコラボ曲『My Universe』まで1位を記録するなど、BTSは6曲で計17回も「HOT100」のトップを飾る快挙を達成した。

その他にもBTSは、メンバー全員がソロでも「HOT100」のチャートインを達成し、名実共にグローバルスーパースターに生まれ変わった。

アルバムのたびに過去最高、史上初の記録を出しているBLACKPINKも「HOT100」の常連だ。

(写真提供=YGエンターテインメント)BLACKPINK

2018年の『DDU-DU DDU-DU』で55位を記録したBLACKPINKは、『Kiss And Make Up』(93位)、『Kill This Love』(41位)、『Sour Candy』(33位)、『How You Like That』(33位)、『Ice Cream』(13位)、『Lovesick Girls』(59位)、『Pink Venom』(22位)、『Shut Down』(25位)まで、着実に「HOT100」チャートで存在感を示した。

またロゼとリサはソロ曲でも「HOT100」に入っており、BLACKPINKは通算12曲をチャートインさせてK-POPガールズグループの最多記録を更新し続けている。

他にもTWICEが2021年10月に初のオリジナル英語曲『The Feels』、また今年2月の英語シングル『MOONLIGHT SUNRISE』と2度の「HOT100」チャートインを成功させた。

(写真提供=JYPエンターテインメント)TWICE

昨年のデビュー後、シンドロームを起こしているNewJeansも『OMG』が6週間、『Ditto』が5週間もチャートに入る好成績を記録し、最近ではデビューから4カ月の新人ガールグループFIFTY FIFTYが『Cupid』で100位に入り、K-POPアーティストの「HOT100」入りでデビュー最短の新記録を樹立したりもした。

(写真提供=ADOR、ATTRAKT)NewJeans(上)とFIFTY FIFTY

年々、様々なK-POPアーティストが米ビルボード『HOT100』入りを達成し、K-POPのグローバルな人気を実感させてくれる。次はまたどんなアーティストがどんな歌で、国内外で輝く成果を上げるか期待が高まる。

(記事提供=OSEN)

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