ガールズグループ「FIFTY FIFTY」がデビューからわずか4カ月で米ビルボードのメインシングルチャートに名を連ねた。
これは歴代K-POPグループのなかで最短記録だ。
3月27日(現地時間)、米ビルボードは公式ツイッターを通じて「FIFTY FIFTYの初シングル『The Beginning:Cupid』のタイトル曲『Cupid』が4月1日付のHOT100チャートの100位に入った」と明らかにした。
これでFIFTY FIFTYは、昨年11月のデビューから4カ月で「HOT100」チャートに名を連ねることになった。
これはK-POPグループの歴代最短記録で、NewJeansが『Ditto』で成し遂げた「デビュー6カ月でチャートイン」の記録を2カ月も塗り替えた。
これに先立って『Cupid』は、米ビルボード「バブルリングアンダーHOT100」チャート(「HOT100」に惜しくも入らなかった25位までの順位)で12位を記録し、「HOT100」入りを期待させた。
現在まで、「HOT100」チャートに名を連ねたK-POPグループは、Wonder Girls、BTS(防弾少年団)、BLACKPINK、TWICE、NewJeans、そしてFIFTY FIFTYの計6グループだけだ。
ソロではPSY、2NE1出身のCL、BIGBANGのテヤン(SOL)、BTSメンバー全員、BLACKPINKのロゼとリサが「HOT100」に上がった。
特にFIFTY FIFTYの「HOT100」チャートインは、大手芸能事務所が牛耳るK-POP市場で中小芸能事務所が成し遂げた成績であるため、より一層意味が大きい。FIFTY FIFTYの曲は、特別な北米でのプロモーションがなくても「音楽が良い」という評価を受け、海外ファンの間で口コミが広がり、その結果として「HOT100」チャートインという結果につながった。
FIFTY FIFTYは、キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループで、全員が韓国出身だ。コンテンツ専門クリエイティブグループのATTRAKTが2022年11月にローンチした。
確率的に五分五分という意味を持つグループ名には、理想と現実、そしてそのなかに共存する存在になるという思いが込められた。また、グループが“50”であれば、ファンも“50”で、合わせて完全な“100”になることを望むというメッセージも含まれているという。
今回「HOT100」にチャートインした『Cupid』は、ミニマルなディスコビートとファンキーなベースラインを基盤に、レトロな感性の旋律が調和した曲だ。
■【写真】奇跡が渋滞!「ツウィ+サナ」と呼ばれる新人アイドル
前へ
次へ