「“校内暴力女優”というレッテルが苦しい」と訴えた『夫婦の世界』女優、2年遅れで当事者が登場

2023年03月27日 話題

学生時代に校内暴力やいじめの加害者だったことを認め、謝罪した女優シム・ウヌが自粛期間を経て復帰したなかで、いじめ事件の当事者という人物が登場した。

【写真】復帰したシム・ウヌ、マネージャー“なし”で活動

最近、オンラインコミュニティには、シム・ウヌと中学の同級生と主張するA氏が登場した。

A氏は、「シム・ウヌがパク・ソリ(本名)だとは…。中学校1年生のときに同じクラスだった。2年が過ぎて、文章を書く理由は『夫婦の世界』を見ていないし、シム・ウヌが改名をした名前だったので芸能人になったことも知らずに生きてきた。私はこの事件を見て、衝撃を受けた。私がこの事件の当事者だ」と述べた。

続けて「投稿者(もともとの暴露をした人)と私は最初、仲が良かった。しかし私と誤解があり、言い争いになった。そのとき、パク・ソリらが私の側に立ってくれ、クラスで喧嘩が起きたことが唯一の事件だった」と伝えた。

(写真提供=OSEN)シム・ウヌ

また、「とにかく私と喧嘩しているのに、他の子が入ってくるから、幼い年齢で傷ついて怖かったかもしれないと思う。しかし事件の顛末は重要だと思い、今からでも投稿する」と打ち明けた。

A氏は「今、心臓がドキドキして眠れない。これが2年前に上がってきたというが、今見て、もっと落ち着かなくて心がとても不便だ」とし、「父親が職業軍人で中1の時だけ北女中に通って、ソウルに転校していて、誰かを擁護したりするつもりもない。しかし中学校1年生の時に起きたことは、これだということを申し上げる」と強調した。

つまりシム・ウヌの“いじめ”は、たった一度の喧嘩だったということになる。

シム・ウヌ「あまりに傷つき辛い」

先立って2021年3月、とあるオンラインコミュニティには、シム・ウヌからいじめを受けたという暴露文が登場した。

シム・ウヌの中学校の同級生という人物は、「中学校1年生の時、シム・ウヌによっていじめられた」「身体的な暴力ではないが、狂いそうなほどの情緒的な暴力を主導したのがシム・ウヌ」と暴露した。

これに対してシム・ウヌは、所属事務所を通じて「在学時代に一緒に遊んでいた友人たちがいて正確には覚えていないが、その友人の一人が暴露者と争い、あるいは葛藤があって当時シム・ウヌを含む友人たちと関係が良くなかった記憶はある」と否定したが、暴露者の姉を主張する人物が追加暴露を行い、最終的に謝罪した。

シム・ウヌは「学生時代、私がその友人にした未熟な言動で、友人に思春期の学生時代に体験してはならない心の傷が深く残っていたことがわかった」とし、「幼い日に何も考えずに言った言葉と行動が、相手には深い傷として残る可能性があるという点に気づいた。今からでもその友人に心から申し訳ないという言葉を伝える」と話した。

(写真提供=OSEN)シム・ウヌ

校内暴力を認めて謝罪したシム・ウヌは、2022年10月に開かれた釜山国際映画祭を通じて約6カ月ぶりに公式の場に姿を現して復帰した。

また去る3月25日には自身のインスタグラムに長文を投稿し、“校内暴力女優”というレッテルを貼られた苦悩について心境を吐露した。

シム・ウヌは「学生時代のすべてを校内暴力の加害者だったように誤解され、現在は身体的な加害を無残に行った『ザ・グローリー』のヨンジン、ヨンジンのような人という烙印を押されたことが、あまりに傷つき辛い」と明かした。

言及されたドラマは、Netflixで配信中の『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』のことで、登場人物であるヨンジンは主人公に、肉体的な暴力を含めて過酷ないじめを行った加害者だ。

そして「私も校内暴力は根絶されるべきだと考える」としながらも、「夢のために懸命に生きてきたすべての時間が、匿名で書かれた文章ひとつで否定され、誰が審判するのかわからない、終わりの見えない自粛の時間を要求され、作品に出演する機会が来ず、顔もわからない数多くの人々から攻撃を受ける」と訴えた。

そもそも最初の暴露者も「身体的な暴力はなかった」としており、また今回登場したA氏も一回限りのことと主張しているだけに、シム・ウヌが継続的に校内暴力やいじめを行ったわけではないことは明らかと考えられる。

辛い心境を吐露したシム・ウヌ、それを後押しするかのように登場した事件の当事者というA氏。シム・ウヌが今後、“校内暴力女優”というレッテルをはがすことができるのか、注目したい。

◇シム・ウヌ プロフィール

1992年6月2日生まれ。2015年の短編映画『2人の姉妹』でデビュー。ドラマ『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』『アスダル年代記』などを経て、2020年の大ヒットドラマ『夫婦の世界』にミン・ヒョンソ役で出演して注目を集めた。しかし2021年3月、学生時代にいじめの加害者だったとの暴露を受け、最終的に謝罪。活動を中断した。2022年11月、映画『セイレ』(原題)で復帰した。

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