“嘘の暴露”で約1年間を無駄にし、ドラマ降板&グループ解散を味わった韓国アイドルの悲劇

2022年02月05日 話題

今からちょうど1年前、韓国芸能界を連日騒がせた学生時代の“学校暴力”問題。多くのスターが学校暴力の議論に巻き込まれたなか、嘘の暴露で苦しんだ末に、捜査によって真実を明らかにしたスターがいる。

今年1月に解散したばかりのガールズグループAPRIL出身のイ・ナウンだ。

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演技もできるアイドルとして注目された矢先、デマに足を引っ張られて想定外の空白期を過ごした彼女が得たものは、グループの解散しかなかった。

暴露文の登場で活動に大打撃

(写真提供=OSEN)イ・ナウン

イ・ナウンは昨年3月、オンラインコミュニティ発の暴露によって、小学校時代に学校暴力の加害者だったという疑惑に包まれた。暴露文には、2013年1月にイ・ナウンと思われる人物が友達とメッセージを交わしたキャプチャ画像が添付されていた。その対話でイ・ナウンと推定される人物は、「○○○、お前も性暴行されたい!?」というメッセージを残しており、衝撃を与えた。

所属事務所DSPメディア側は当時、イ・ナウンの学校暴力論議について強く否定した。何よりも「虚偽事実」であることを強調し、悪意のあるデマと誹謗に対しては法的に強硬対応するという方針を明らかにした。

だが当時、すでにイ・ナウンはAPRILメンバーと一緒に、元メンバーであるイ・ヒョンジュをいじめていたとの別の議論があり、強い批判の世論に巻き込まれた状況だった。イ・ヒョンジュのいじめ論議についても、APRILと所属事務所側は事実無根で誤解だと強く反論したが、否定的なイメージを消し去るには至らなかった。

最終的にイ・ナウンは、撮影を終えていたドラマ『模範タクシー』(原題)から降板。その後、イ・ナウンをはじめとするAPRILメンバーは事実上の活動中止となり、空白期に入った。

イ・ヒョンジュのいじめ論議と学校暴力疑惑が飛び出す前まで、イ・ナウンは“演技ドル”として人気を上昇させていた。ウェブドラマで異例のヒットを遂げた『A-TEEN』シリーズに出演し、『偶然見つけたハル』でも純情漫画の主人公のようなルックスと安定した演技で好評を得たからからだ。

その勢いでヒットが見込まれた『模範タクシー』の主演にまで抜擢されたが、一連の騒動で降板となり、イメージと活動に大打撃を受けた。

捜査の結果「すべて虚偽」

(写真提供=OSEN)イ・ナウン

それから約1年の時間が流れた今年1月7日、DSPメディアは公式ホームページを通じて、イ・ナウンと関連した学校暴力暴露の捜査結果を明らかにした。まさに「真実とまったく異なる虚偽事実」であった。

暴露文の作成者A氏は、虚偽事実の流布による名誉毀損の容疑が認められ、検察に起訴意見で送致された。ただA氏はイ・ナウンに謝罪の意思を持続的に伝達し、それを所属事務所とイ・ナウンが受け入れ、告訴の取り下げを決定した。

A氏はイ・ナウンに渡した謝罪文で、「私が事実だと書いたその文章の内容は、すべて虚偽事実であり、私を含めたどんな被害者も存在せず、イ・ナウンは学校暴力の加害者ではない。イ・ナウンはいろいろな友達と仲が良く、いつも明るく活動的だったのでうらやましく、そんなイ・ナウンに自虐の念を持ち、事実とはまったく関係のない文章を作った」と明らかにした。

イ・ナウンの学校暴力疑惑は払しょくされたが、APRILの空白を置き換えることはできなかった。この間、所属事務所だったDSPメディアは、MAMAMOOの所属事務所として知られるRBW側に株式を引き渡し、その過程でAPRILの解散が決まった。

DSPメディアは1月28日、「当社とメンバーたちは長い間の議論の末にグループを解散し、各自の道を歩くことに決めた」とし、APRIL解散のニュースを伝えた。

イ・ナウンは同日、APRIL公式ファンカフェに手書きの手紙を残し、心境を明らかにした。彼女は「こんなニュースを伝えることになって、とても心が重い」とし、「7年間一緒にいたメンバーたちに感謝していると伝えたいし、メンバーたちが心から幸せになってほしいという気持ちだ」と打ち明けた。

各自の道を歩くことにしたAPRIL出身メンバーたちをはじめ、イ・ナウンの今後の活動も未だに決まったものがない。偽りの学校暴力疑惑で消え去った1年余りの時間と、誰かの嘘で所属グループが解散する痛みを味わったイ・ナウンを、ファンは切ない思いで見つめている。

(記事提供=OSEN)

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