メンバーから“集団いじめ”を受けてガールズグループを脱退したと主張して騒動となり、最終的に解散に追い込んだAPRIL出身のイ・ヒョンジュがスクリーンデビューする。
3月24日、所属事務所スタジオ1592側は、「イ・ヒョンジュが短編映画『黄昏』(仮題)にヒロインとしてキャスティングされた。俳優として本格的な活動を始めたイ・ヒョンジュに多くの応援と関心をお願いする」と伝えた。
短編映画『黄昏』は、人の姿がどこにも映らなくなる超自然的な現象を背景に、別れを前にした男女が相手の瞳に映った自分を眺めながら感じることを「眼差し」というテーマで描いた作品。
韓国のミジャンセン短編映画祭、忠武路(チュンムロ)短編映画祭、インド国際映画祭など、国内外の映画祭に作品を多数出品したイ・ヒョンジ監督がメガホンを握った。
スクリーンデビューするイ・ヒョンジュは今回の作品で、恋人との別れを控えた女性が感じる繊細な感情を、しっかりとした演技で描き出す見通しだ。これまでウェブドラマに出演して実力を積んできたイ・ヒョンジュが映画に挑戦し、個性的な魅力で大衆を魅了できるか期待が集まる。
なお2021年2月、ガールズグループAPRILのデビューから1年が過ぎた2016年にイ・ヒョンジュがグループを脱退したのは、グループ内でいじめを受けていたからと主張するイ・ヒョンジュの弟の文章がオンラインコミュニティに上がり、大きな騒動となった。
その余波でAPRILのメンバーが主演ドラマから降板する事態に。所属事務所が“いじめ疑惑”を否定し、脱退メンバーと現メンバーが真っ向対立すると、真相が明らかにならないまま騒動と疑惑だけが大きくなり、APRILは事実上の活動中止に追い込まれた。
そしてAPRILは2022年1月に解散。その間、自らをいじめの被害者と主張したイ・ヒョンジュも特別な活動をしなかった。
そんなイ・ヒョンジュがスクリーンデビューを知らせ、活動を本格化させるのか注目だ。
■【全文】APRILグループ内の“いじめ暴露”「姉はいじめで脱退した」
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