麻薬投薬の疑いが持たれている俳優ユ・アイン(37、本名オム・ホンシク)に対して、韓国警察が自信を示している。
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3月14日、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は、家宅捜索や関係者の調査などを通じて確保したユ・アイン関連の資料分析を終えているという。
行政機関の「食品医薬品安全処」は2月、ユ・アインがプロポフォールを常習投薬した証拠があると警察に捜査を要請。警察は2月5日、仁川(インチョン)国際空港でユ・アインを調査したあと、尿検査とともに毛髪を採取し、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。
その後、毛髪から大麻とプロポフォール、コカイン、ケタミンの成分が検出された。
警察はユ・アインにプロポフォールを処方したと疑われる病院・医院と、ユ・アインの自宅を家宅捜索するなど捜査を続けたのだが、確保した資料だけでもなんと1万件に達するほどだと知られた。
これに対して警察は、ユ・アインの麻薬投薬容疑を十分に立証可能だと判断し、拘束令状の申請を検討していないそうだ。
警察は分析した資料をもとに、近くユ・アインを召喚して調べる方針だ。ユ・アインは早ければ来週にも警察に被疑者として出席するものとみられる。具体的な日程はまだ出ておらず、非公開で行われる見通しだ。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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