「“Kタグ”に飽きるんじゃないかって?」
BTS(防弾少年団)のリーダーRMが、スペインメディア『エル・パイス』とのインタビューで、さまざまな質問に対して率直な考えを明らかにした。
K-POPを巡る様々な見方に対する率直な考えを明かしたのはもちろん、成熟した返事で注目を集めている。
『エル・パイス』とのインタビューでRMは、「“K”というレッテルに飽きないか?」という質問を受けた。
これに対してRMは「Spotifyで全ての曲がK-POPと呼ばれることは飽きるかもしれないが、“K”はプレミアムラベルだ。我々の祖先が戦って勝ち取った品質保証と同じだ」と述べた。
また「K-POPアイドルのシステムは非人間的なのか」という問いには、「個人的な時間は多くないが、多くの努力をする人々、それがK-POPを輝かせる。私たちが20代でだけ持てるエネルギーを作り出す」として、「この産業は非常に特別にするものがある」と自身の考えを述べている。
そして「若さへの崇拝と完璧主義が韓国文化の特性なのか」という質問には、「西洋人はよく理解できないだろう。韓国は侵略され、2つに分かれた国だ。70年前までは何もなかった。我々はIMF(国際通貨基金)と国連の助けを受けた。ところが、今はみんな韓国を見ている。韓国人は自らを向上させるために一生懸命働いているからだ」と話した。
ほかにも、今年30代になった気持ち、そして兵役についても言及。「こんなに混乱した時間は初めて」とし、「10年間、BTSのリーダーとして安定的で面白かった。20代の時のように自分自身をもっと好きになるだろう。これからは、すべての韓国人男性の人生で最も重要な1年半の間、軍服務を遂行すること。他の人になっていると確信している」とし、「もっと賢明な人になりたい」と話した。
(記事提供=OSEN)
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。
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