俳優のソン・ガンが日本のファンの心を鷲掴みにした。
ソン・ガンは2月14日にパシフィコ横浜 国立大ホール、2月18・19日にグランキューブ大阪で初の日本ファンミーティングを開催し、1万3000人余りのファンと会った。
ソン・ガンの日本ファンクラブ募集後、初めて開催された今回のファンミーティングは開催のニュースが知られるやいなや、ファンの熱い反応を呼び起こした。最初に企画されたパシフィコ横浜公演は4500席余りが売り切れを記録。ファンの要望により横浜1回、大阪2回の公演が追加された。
ソン・ガンはファンの熱烈な歓声のなか、歌いながら登場しファンミーティングの幕を開けた。
続けて、ソン・ガンとファンが大切にしてきた「強い瞬間」について話を交わす「The Moment」を皮切りに出演作品の名シーンを再現、ゲーム、歌、ピアノ演奏など多彩なコーナーを通じて一瞬一瞬を大切に過ごした。
何より公演中ずっと目立ったのは、ソン・ガンのファンへの愛だった。
客席を埋め尽くしたファン一人ひとりと目を合わせながらコミュニケーションを取ろうとし、ファンの言葉に耳をかたむけようと努力するソン・ガンの暖かい心遣いはファンに忘れられない「瞬間」をプレゼントするのに十分だった。
それだけでなく、司会者とファンの日本語を真似するソン・ガンの愛嬌たっぷりの可愛さはファンを笑顔にし、忙しいスケジュールの中でもファンのために一生懸命準備したソン・ガンにファンも熱い拍手を送った。
日本での初めてのファンミーティングを終え、ソン・ガンは「どうすればもっと良い姿をお見せできるかたくさん悩んで、もっとたくさん考えているが、実はいつもそうだ。何かを見せる前に、ファンの方々が喜んでくれるだろうかといつも悩んでいる。それだけ負担感もあるが、こうやって喜んでくれる皆さんに向き合うとときめき、たくさん悩んでよかったと思った」として「僕は今日をとても良い思い出として抱いて行こうと思う。ソンピョン(ソン・ガンのファンネーム)にも今日が素敵な一日、元気な一日、幸せな一日、多くの思い出として残ってほしい。愛してる」と感想を伝えた。
ソン・ガンの公式的な初来日は、メディアでも大きな関心を集めた。
ソン・ガンのファンミーティングの取材やインタビューの要請が殺到し、ソン・ガンは日本の雑誌のカバー撮影やインタビュー、Netflix Japanとの撮影で忙しくスケジュールをこなした。
そんなソン・ガンは現在、Netflixオリジナルシリーズ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』シーズン2と3の撮影中だ。
◇ソン・ガン プロフィール
1994年4月23日生まれ。韓国・水原(スウォン)出身。高校卒業後、『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオの眼差しに惚れ、俳優を志す。2017年に日本の漫画原作のドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で俳優デビュー。2019年にはNetflixオリジナルシリーズ『恋するアプリLove Alarm』『Sweet Home-俺と世界の絶望-』などに出演し、“Netflixの息子”とも呼ばれている。
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