BTSも所属するHYBEが、SMエンターテインメントの創設者で前総括プロデューサーのイ・スマンの持株を買収し、SMの筆頭株主になったことでK-POP界を揺るがしているなか、株主提案を公開して正面突破に乗り出した。
ここでHYBEは、SMが抱える支配構造の先進化と取締役会の専門性・透明性の確保を強調している。
HYBは2月16日、SMの支配構造先進化に向けた株主提案を公開した。理事の候補者には、事前に噂されていたHYBEのパン・シヒョク議長、元SMで現在はHYBE傘下レーベルADORの代表を務めるミン・ヒジンを除いて、グローバルエンターテインメント産業の専門家とESG・法律・会計など各界の専門家を網羅した理事候補者を推薦した。
また、SM固有の色彩を尊重し、維持するとも伝えたHYBE。簡潔にまとめると、SMのアイデンティティは維持したまま、経営環境の透明化に貢献するという立場だ。