韓国芸能事務所1位・2位が“買収戦”繰り広げるなか、2位SMの“創設者”が公式の場に…何を語った?

2023年02月15日 話題

韓国エンタメ企業最大手のHYBEが、イ・スマンが持つ株式18.46%のうち14.8%を4228億ウォン(約422億8000万円)で買収すると明らかにしたのだ。K-POP市場を揺るがしたビッグディールの成功によって、HYBEは現在、SMの筆頭株主となっている。

これはイ・スマンがSMから退陣することが決まってから、わずか一週間後に起きたことだ。

今回の「韓国・モンゴル経済人晩餐」は、多くの人がイ・スマンの一挙手一投足に注目するなかでの公式席上だったが、彼は取材陣からの質問には答えず、準備した演説に集中していた。

(写真提供=OSEN)イ・スマン

この日、イ・スマンは「この30年間、K-POPを創案して開拓し、一生をK-POPと韓流の歴史と共にしている。K-POPと韓流にはヒューマニティが内在している。また、ファンダムとプロシューマーの爆発的な創造性は、人類の未来のための大切な資産になっている。K-POPと韓流は地球を救う新しいビジョンになるだろう」と演説した。

なおアメリカに滞在していたイ・スマンは7日に韓国へと帰国。腕の骨折で入院治療を受けていたが、11日に退院した。彼が入院している間、HYBEがSMのオーナーとして新しく登場したわけだ。

このような状況のなか、3月末に予定されている株主総会を控え、HYBEは新取締役の選任や持株確保まで、急いでSMの掌握に乗り出している。SMはイ・ソンス、タク・ヨンジュン共同代表など理事たちの任期が来月には満了するため、HYBEは株主提案を通じた経営陣候補の人選作業を進行中だ。

さらに、3月1日までにSMの小口株主の持分を1株当たり12万ウォン(約1万2000円)で公開買収するとも明らかにしており、経営権の安定化にも総力を傾けている。

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