K-POP市場に波乱を巻き起こしたHYBEとSMエンターテインメント買収戦が繰り広げられているなか、SM創設者で元総括プロデューサーのイ・スマンが初めての公式の場に姿をあらわした。
イ・スマンは2月14日18時、ソウルのグランドハイアットホテルで開かれた「韓国・モンゴル経済人晩餐」に、歌手兼SM取締役のキム・ミンジョンと出席。イ・スマンはこの日、「K-POP・韓流の未来と地球のための役割」がテーマの演説を担当した。
イ・スマンのSM退陣からカカオの持株買収、HYBEの筆頭株主化まで、直近一週間で起きた経営権争いの中心にいた人物は彼だった。
先立って2月3日、SMはイ・スマンの退陣を盛り込んだ「SM3.0ビジョン」を発表し、SM内部の葛藤が初めて外部に表出された。その後、7日にはネット大手のカカオがSMの持株9.05%を確保したと公示していた。
だが3日後の10日、意外なニュースが伝えられることとなる。