ユ・アインは現在、プロポフォールの常習投薬の容疑を受けて警察の調査を受けている。
プロポフォールは1977年の化学合成で開発された睡眠麻酔剤の一種で、韓国食品医薬品安全処が2011年からプロポフォールを麻薬類として指定管理している。専門医の処方による医療用に限ってのみ、合法的な投薬が可能だ。
食品医薬品安全処は最近、プロポフォールの処方回数と用量が異常に多い50人余りを捜し出し、警察に捜査を依頼した。
去る2月5日、帰国したユ・アインは仁川国際空港で警察から身体検査を受け、体毛160本が国立科学捜査研究院に提供された。
薬物関連の鑑定調査結果は来る2月20日に明らかになる予定と伝えられていた。
今回の報道が事実だった場合、大きな波紋は必至だ。ユ・アインは現在、Netflix映画『勝負』(原題)、『ハイファイブ』(原題)、シリーズ『終末のフール』(原題)などの公開を控えている。それらの作品に対する影響も注目されている。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。