大手芸能事務所YGエンターテインメントの新ガールズグループ「BABYMONSTER」が、メンバー一人ひとりをピックアップした映像をサプライズ公開した。
YGエンターテインメントは2月9日、公式ブログに映像「BABYMONSTER - Introducing RUKA」を掲載した。BABYMONSTERのメンバーで、20歳の日本出身ルカを最初のランナーとして紹介したのだ。
練習生オーディション当時、10年以上もダンスの練習をしてきたと明らかにしたルカは、完成度の高いパフォーマンスを披露して現場を騒がせた。不断の努力で、すでにしっかりとした実力を持っていたからだ。
彼女は「踊るときは幸せで気分がいい」と述べ、時と場所を選ばず暇があれば練習に没頭したりもした。
ルカのパフォーマンスは、YGエンターテインメントの体系的なトレーニングを経て完成型に生まれ変わった。ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは「ルカはもともとダンスが上手な練習生で、表情も本当に良い。ダンスに対して短所を指摘したことが一度もなかった」と述べた。
またダンサーのリジョンは、「しっかりとした基本技に加え、その年齢の同年代が持っていない“年輪”がある。単純に振り付けを消化することはもちろん、フリースタイルから噴き出すオーラが個性的だ」と絶賛した。
ダンスだけでなく、YGエンタのHIPHOPアイデンティティを深く刻んだ強烈なラップも両耳を虜にした。月末評価のとき、ルカは日本人メンバーであるにもかかわらず、韓国語を完璧に駆使して直接メイキングしたラップを披露した。
これに対してYGエンタ所属プロデューサーであるBIGTONEは、「ルカはじっとしていても“ラッパー”という感じ」と驚きを表わしたりもした。
高レベルのオールラウンダーとして注目を集めたなかで、彼女の身近な日常も公開された。ルカは同じくBABYMONSTERメンバーであるアヒョン、チキータと一緒に音楽を楽しみながらいたずらをしたり、まだコーヒーが苦いと無邪気な姿を見せたりしてグローバルファンを微笑ませた。
飾らない率直な話も打ち明けた。ルカは「誰よりもデビューを待っている家族に恩返しするために今後さらに努力する」とし、「素敵なアーティストとしてデビューし、自分だけの魅力を見せたい」と話した。
BABYMONSTERは、YGエンターテインメントがBLACKPINK以来、約7年ぶりに発表する新ガールズグループで、ほとんどが10代だ。
韓国出身3人(アヒョン、ハラム、ローラ)、タイ出身2人(パリタ、チキータ)、日本出身2人(ルカ、アサ)の多国籍構成は、YGエンタがグローバル市場を狙って準備した新グループであることを予想させる。
ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーが彼女たちのデビューを直接知らせるほど、心血を注いで準備しているだけに、2023年のグローバル音楽市場の勢力図を塗り替えるものと期待される。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ