韓国の男性であれば、必ず行かなければならないのが兵役だ。今年、兵役を終えて帰ってくる俳優もいるが、逆にいつ入隊するかわからないスターも多い。
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1994年生まれの人気俳優たちだ。
俳優ナム・ジュヒョクは昨年末、ディズニープラスのオリジナルシリーズ『ビジランテ』（原題）の撮影をすべて終えた。
ナム・ジュヒョクは劇中、ダークヒーローである“ビジランテ”として活動する警察大学の主人公ジヨンに扮し、悪を処断する役割を果たす。
『ビジランテ』の制作陣は、ナム・ジュヒョクの迫りくる入隊を考慮して12月中に彼の撮影分をすべて撮ったが、入隊通知書の発送が遅れ、年を越すことになったという。それでも上半期には通知を受けることになると予想され、『ビジランテ』が入隊前最後の作品になる見通しだ。
昨年、ドラマ『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能?!』で可愛い年下男を演じた俳優ソン・ガン。彼は今年、パンデミックで会えなかったグローバルファンに直接会うために海外に向かう。
来る2月から3月まで「2023ソン・ガンアジアファンミーティングツアー：強い瞬間」を消化し、全世界のファンと会う。ソウルを皮切りに東京、ジャカルタ、シンガポール、バンコクなどを回りながら、多くのファンとコミュニケーションする計画だ。
またソン・ガンは現在、Netflixオリジナルシリーズ『Sweet Home－俺と世界の絶望－』シーズン2の撮影に集中しているが、予想より撮影期間が長くなっているという話も出ている。
GOT7のパク・ジニョンは“3月入隊説”が浮上したが、所属事務所BHエンターテインメント側は「正確な入隊日は未定であり、国防の義務に誠実に臨む」と公式立場を明らかにした。
12月に公開された映画『クリスマスキャロル』（原題）で1人2役に挑戦したパク・ジニョンは、善と悪を行き来するキャラクターを通じて強烈な演技の変身を披露した。『ユミの細胞たち』で見せた姿とは180度異なる顔を見せ、好評を得た。
現在、ウェブトゥーン（ウェブ漫画）が原作のドラマ『魔女』（原題）を撮影中であり、特別出演した映画『ハイファイブ』（原題）も公開を控えている。さらにパク・ジニョンは今年、ソロアルバムの発売とファンに直接会うファンミーティングの開催まで準備するなど、入隊を控えて忙しい一年を過ごす予定だ。
俳優キム・ミンギュは2023年上半期に放送予定のtvN新ドラマ『聖なるアイドル』（原題）の主演を務めた。
先立って人気ドラマ『社内お見合い』で女性心を虜にしたキム・ミンギュは、「2022 SBS演技大賞」でソル・イナとベストカップル賞まで受賞し、気持ちの良い年末を過ごした。放送を控えた新しいドラマで主演の地位をさらに強固にし、兵役の義務を果たす計画だ。
俳優ナ・イヌはバラエティとドラマを並行しているが、今年も忙しい日々を続けている。KBSの長寿バラエティ『1泊2日』シーズン4をはじめ、ENAの新しいドラマ『長い間あなたを待っていました』（原題）を同時に撮影中だ。
『長い間あなたを待っていました』は、田舎のオ刑事（演者ナ・イヌ）のミステリー追跡劇で、主人公のオ・ジンサンが“黒い勢力”に復讐するために孤軍奮闘する話を描く。ナ・イヌは『1泊2日』と新しいドラマ撮影など、入隊前までバラエティと演技を行き来しながら幅広い活躍を繰り広げる予定だ。
今年は1994年生まれの俳優たちが次々と兵役につく見通しだ。入隊する前に彼らの姿をしっかりと胸に焼きつけたい。
（記事提供＝OSEN）
◇ナム・ジュヒョク プロフィール
1994年2月22日生まれ。韓国・釜山出身。2014年のドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。ドラマ『恋するジェネレーション』『恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～』『ハベクの新婦』などで主演を務め、2018年には映画『安市城 グレート・バトル』でスクリーンデビューを果たした。ドラマ『まぶしくて－私たちの輝く時間－』『スタートアップ：夢の扉』『保健教師アン・ウニョン』に出演し、特に『二十五、二十一』を通じて“国民の初恋相手”と呼ばれる人気俳優となった。
◇ソン・ガン プロフィール
1994年4月23日生まれ。韓国・水原（スウォン）出身。高校卒業後、『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオの眼差しに惚れ、俳優を志す。2017年に日本の漫画原作のドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で俳優デビュー。2019年にはNetflixオリジナルシリーズ『恋するアプリLove Alarm』『Sweet Home－俺と世界の絶望－』などに出演し、“Netflixの息子”とも呼ばれている。
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