SBSで週5回…韓国芸能界の“万能エンターテイナー”、イ・スンギの活躍がスゴい

2019年09月27日 テレビ

歌手兼俳優イ・スンギの活躍で、韓国のテレビ放送局SBSが大笑いしている。

イ・スンギは、韓国芸能界を代表する“万能エンターテイナー”だ。

歌手だけでなく、俳優としての活躍はもちろん、バラエティ番組でも実力を認められ、2018年のSBS「芸能大賞」で大賞まで受賞した。

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そんな彼の活躍は現在も続いている。特に“SBSの息子”、“SBSの男”と呼ばれるほど、SBSでの存在感が目立つ。なんと週5日も同放送局を通じて視聴者と会っているのだ。

SBSの1週間の始まりと終わりをイ・スンギが担っている。

まず月曜と火曜はSBSのバラエティ番組『リトル・フォレスト』で、“スンギおじさん”に変身し、子供たちと自然の中で過ごす。

未婚のイ・スンギは子供たちの世話をするために、万全な準備を行った。友人の子供の世話をしてリハーサルをしたことはもちろん、子供関連の資格取得や家具作りまで行い、真摯に番組に臨んだ。その結果、子供たちから愛され、番組も好評を得ている。

イ・スンギ

キム・ジョンウクPDは「イ・スンギは普段から子供への関心が高い。この番組の始まりもイ・スンギ」と明らかにした。最初は出演を悩んでいた俳優イ・ソジンも、イ・スンギの説得で出演を決めたとされている。イ・スンギの熱い思いによって、今の『リトル・フォレスト』が完成したわけだ。

またイ・スンギは金曜と土曜には、俳優としての姿を見せる。

ドラマ『バガボンド』で、平凡なスタントマン出身だが甥を失ってからは、テロの真実を暴くためにコ・ヘリ(演者ペ・スジ)と協力するチャ・ダルゴン役を引き受けた。製作費だけで250億ウォン(約25億円)に及ぶ『バガボンド』は、アクション、政治、メロなど、幅広いジャンルが複合されたドラマだ。

イ・スンギはアクションまで完璧に消化し、バラエティ番組でしばらく隠れていた“俳優イ・スンギ”の真価を発揮している。『バガボンド』は9月20日の初回放送から10%台(ニールセンコリア全国基準)の視聴率を記録し、順調なスタートを切った。

ドラマ『バガボンド』でイ・スンギはアクションもこなす

そして毎週日曜日には、バラエティ番組『チプサブイルチェ』でイ・スンギを見ることができる。2017年12月に始まった同番組に、もう2年近く出演していることになる。

特に『チプサブイルチェ』は、イ・スンギが除隊後、初めて復帰したバラエティ番組であるため、愛情が深い。彼は前出の『バガボンド』『リトル・フォレスト』の撮影期間でも、『チプサブイルチェ』の撮影をおろそかにせず、3匹のウサギをすべて得た。

これまで見てきたように、SBSでの活躍が目立つイ・スンギだが、彼の活躍は限定されていない。

イ・スンギは、台湾の俳優リュ・イホと、ネットフリックスのバラエティ番組『トゥギャザー』に出演し、国境を越えて活躍の領域を広げる見通しだ。また10月にはアジアファンミーティングを続けていく。アルバムの準備も着実にしている。

このようにドラマとバラエティ、歌手を行き来して視聴者と会うイ・スンギの“ギャップ”は、彼の魅力を倍増させているといえるだろう。バラエティ番組のために資格を取得したり、ドラマ撮影でアクションをこなしたりと、イ・スンギの格別な努力が目につく。

とあるテレビ業界関係者は、「イ・スンギは何でも一生懸命にする。撮影がなくても、日常生活からそうだ。学校や会社に通うように規則的な生活をしている。1日くらい休むこともできるだろうが、計画を立てて運動をするなど、忙しく過ごす。情熱と誠実さは最高だ」と話す。

そして「事前製作などにより、編成時期がかみ合って今はSBSの番組に多く出ているが、今後もさまざまな活動を行う予定だ」と耳打ちした。

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