パク弁護士は「お互いの立場と客観的な資料を確認する過程で、上記紛争と関連してどちらか一方に帰責事由があるわけではないことを確認した」と伝えた。
それによって両者は、別途の精算なしに専属契約を終え、進行中の訴訟と先立って申請した仮差押えをなかったことにすることに決めた。パク弁護士は「今回の件で当社と俳優キム・ミンジョンを心配して応援してくれた多くの方々に感謝し、今後も当社と俳優キム・ミンジョンの活動に多くの関心と応援をお願いする」と頼んだ。
先立って2021年8月、BRIGHTエンターテインメントとキム・ミンジョンの法的紛争が浮上した。
キム・ミンジョンは当時、BRIGHTエンターテインメントがマネジメントとして義務を忠実に履行できず、すでに同年3月に専属契約が満了したと主張し、所属会社側に内容証明を送った。
一方でBRIGHTエンターテインメント側は、「ドラマ『悪魔判事』の撮影が終わる7月までマネジメント業務を行い、契約が自動延長している」と主張した。
BRIGHTエンターテインメント法律代理人の公式立場全文は、以下の通り。
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1.こんにちは。BRIGHTエンターテインメント(以下「当社」)の法律代理人、法務法人(有限)バルンの弁護士パク・サンオです。
2.当社と俳優キム・ミンジョンは、専属契約の効力および出演料の支給などと関連して訴訟などの紛争が進行中でしたが、その過程で相互間の意思疎通がまともにできなかった部分があったことを確認し、お互いの発展的な未来のために円満に合意したことをお知らせします。
3.当社と俳優キム・ミンジョンは、専属契約の効力および出演料の支給などに関連して相互事実関係に対する認識および法律的解釈において見解が異なり、訴訟などを進行中でしたが、お互いの立場と客観的な資料を確認する過程で上記紛争と関連し、どちらか一方に帰責事由があるわけではないことを確認しました。
4.そのため当社と俳優キム・ミンジョンは、お互いに追加で支給する出演料や未精算費用などに対する別途の精算手続きなしに、これ以上相互専属契約が存在しないことを確認することで合意しました。
5.このような合意により、現在進行中の訴訟および各自申請していた仮差押えも終結および解除する予定です。
6.今回の件で当社と俳優キム・ミンジョンを心配して応援してくれた多くの方々に感謝し、今後とも当社と俳優キム・ミンジョンの活動に多くの関心と応援をお願いします。ありがとうございます。
◇キム・ミンジョン プロフィール
1982年7月30日生まれ。1998年の『ベスト劇場-未亡人』で子役としてデビュー。その後、『ニューハート』『客主~商売の神~』『ミスター・サンシャイン』『ダーリンは危機一髪!』など数々のドラマに出演し、人気を博した。2021年のドラマ『悪魔判事』に出演し、『ニューハート』以来13年ぶりに俳優チソンと共演したことで話題になった。
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