「THE O2」は世界的なポップスターであるブリトニー・スピアーズをはじめ、ビヨンセ、リアーナ、ホイットニー・ヒューストン、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフトなど世界のトップミュージシャンが公演を繰り広げた場所だ。
BLACKPINKは同舞台に上がった唯一のK-POP女性アーティストで、もうひとつの有意義な足跡を残した。
特にTHE O2側はBLACKPINKを歓迎し、公演会場の象徴である白いテントをはじめ、外観全体をピンクに変え、BLACKPINKのコンサートを記念した。THE O2の15年の歴史上、初めて建物の照明を変えた異例の瞬間だった。BLACKPINKのためだけに準備した試みで、BLACKPINKのグローバルな現在の地位を実感させた。
THE O2のSteve Sayer副社長は、「K-POPが世界の音楽市場で占めるパイが次第に大きくなっており、数多くのイギリスファンもK-POPにハマっている」とし、「世界のトップアーティストであり、その中心であるBLACKPINKを私たちの公演会場に招待できてうれしく、イギリスファンと彼女たちを連結する機会を提供できて光栄だ」と伝えた。
欧州ツアーの本格的なスタートを知らせるステージであるだけに、今回のロンドン公演はいつにも増して熱く盛り上がった。オープニングを知らせる『How You Like That』と『Pretty Savage』の雄大なイントロが流れると、ロンドンのファンはものすごい歓声でBLACKPINKを迎えた。
『Kill This Love』『DDU-DUDU-DU』『Lovesick Girls』などのヒット曲に続き、メンバー別のソロステージまで、BLACKPINKの多彩な魅力がファンを虜にした。特に2ndフルアルバムのタイトル曲『Shut Down』と収録曲『Pink Venom』のステージは、ファンの大きな歓呼と合唱でひとつになった。
BLACKPINKは胸がいっぱいになる感動に目頭を熱くした。メンバーたちは「ものすごいエネルギーをもらった。約3年ぶりのロンドン公演だが、私たちのファンは依然として熱く、愛らしい。今夜を幸せにしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。
BLACKPINKは約150万人を動員するK-POPガールズグループ最大規模のワールドツアーを展開中だ。12月はロンドンに続き、12月5日のスペイン・バルセロナ、12月8日のドイツ・ケルン、12月11~12日のフランス・パリ、12月19日のドイツ・ベルリン、12月22日のオランダ・アムステルダムに足を運び、欧州各国を熱く盛り上げる予定だ。