女優ソン・ジヒョがこれまで見られなかったオールブラックの衣装でシックな魅力を表わし、スタイリストの交代を知らせた。
先立って放送された韓国SBSのバラエティ番組『ランニングマン』では、ソン・ジヒョがマーブルスタジオのキャラクター“ブラック・ウィドウ”に似た格好の衣装で登場して視線を集めた。
ソン・ジヒョはレザーの全身オールブラック衣装を着用し、ほっそりとしたウエストを強調したデザインで美しさを見せつけた。何よりもショートカットと衣装がよく似合っており、番組出演者たちも賞賛を惜しまなかった。
出演者のハハは「完全に授賞式だ。本当にかっこいい」と言い、チョン・ソミンは「オンニ（お姉さん）、今日はシックだ」と、ユ・ジェソクは「こういう時はスタイリストが変わったのだ。新しいスタイリストが実力を見せつけてやるということだ」と話した。
新しいスタイリストと一緒に変身を試みたソン・ジヒョは、果敢なスタイリングで『ランニングマン』放送直後、すぐに注目を集めた。
それほどソン・ジヒョのスタイリングが話題になるのは、これまで彼女の美貌と魅力をまともに生かせなかったヘアスタイルと衣装がたびたび議論になってきたからだ。
ソン・ジヒョは昨年、デビュー20年ぶりに初めてショートカットに挑戦したが、反応が分かれた。均一ではないように切られた前髪から、整えられていないヘアスタイルまで、ソン・ジヒョの魅力を減少させているとの声もあった。
『ランニングマン』のメンバーたちもショートカットで登場したソン・ジヒョを見てびっくりし、ついにファンらはギャラリーを通じて「ソン・ジヒョのスタイリング（コーディネート・ヘア・メイク）改善を促す」という内容の声明書を発表するに至った。
その後、ソン・ジヒョはとあるYouTubeチャンネルで、「本当に率直に話すとお酒をたくさん飲んだ。お酒をたくさん飲んで、自分で（髪を）切った」とし、「お酒を飲んで急に瞬間的にかっとなった。“私がなぜこんなことをしているの”と言いながら、歯磨き粉や化粧品を使い切ったときに切るハサミで、自分で切ってしまった。申し訳ない。うちの子たち（スタイリストたち）の悪口は言わないでほしい」と、8カ月ぶりに事実関係を告白した。
それによって“ショートカット騒動”は一段落したが、次は衣装が問題だった。授賞式「2021 Asia Artist Awards」のレッドカーペットで彼女が着たロングコートの裾がはがれており、数多くのカメラにとらえられたのだ。
ソン・ジヒョのファンらは、授賞式のレッドカーペットという公式の場で女優が裾がはがれたコートを着ていることについて、「理解できない」という反応を示した。当日、突然通知を受けて参加したイベントではなく、事前に約束されたスケジュールを消化しているにもかかわらず、スタイリングをいい加減に行ったという指摘が殺到した。
それでもソン・ジヒョは当時、スタイリストチームを変えず、1年近く呼吸を合わせる義理を見せた。
去る10月、UZUROCKSと専属契約を締結し、新たな飛躍を知らせたソン・ジヒョ。新しい所属事務所と手を組んだなかで、スタイリングにも変化を与えながら、どんな姿を見せるのか期待されている。
（記事提供＝OSEN）
◇ソン・ジヒョ プロフィール
1981年8月15日生まれ。本名チョン・スヨン。2001年に雑誌モデルでデビュー。代表作はドラマ『宮（クン）～Love in Palace』『朱蒙』（2006年）など。2021年には自身のショートヘアやスタイリングを巡り、ネット上で批判コメントが浮上するも、事務所が悪質コメントに対する対応を予告し、話題となった。
■【写真】ソン・ジヒョ、アンダーウェアに重ねた“大胆”ニット姿
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