高校・大学時代はアメリカ留学して経営学を学んでいたが、「幼い頃から映画、音楽に関心があって映画側の仕事をしてみたかった。留学を終えて軍隊に行っさたあと(俳優生活を)始めた」と説明した。
彼が配属されたのは韓国国軍・機務司令部だという。「信じられないでしょう?人々はみな、私が兵役免除を受けたと思っているようですが、私は現役兵長出身なのです」
イ・ソジンは「オレンジ族」とされる噂にも言及。「オレンジ族」とは裕福な家庭に生まれ、華やかで贅沢な青春時代を送った若者たちを示す言葉だが、イ・ソジンは言った。
「父が退勤したらその車に乗ってこっそり出かけたりしたことはあった、実際にオレンジ族かどうか。オレンジ族なら昼間から自分の車を乗り回しているのではないか」
また「実家の試算は600億、家事手伝いは6人もいた」説についてもコメント。
「それぐらいだったならここに座っていない。(笑)。それは私が生まれた頃、私の祖父が結構な職位にあって家がそうだったらしい。その後は家が没落したため、今は何もない」
そんなイ・ソジンが夢を明らかにした時、父親はこう言ったという。
「あいつは…自分がチェ・ミンスになれると思っているのか、と。あのときのことが今も忘れられない」
いずれにしても、遅くに俳優の道を踏み出したイ・ソジン。そのキャリアは順調ではなかった。
「酒に酔いながら私に靴を投げつけた人もいる。酔った状態で“お前が僕たちのドラマを台無しにする”と。それでもその人にはありがたかった。ずっと使ってくれて。私の知らないところで私をいつも褒めてくれていたという。その人は今でも私が名節のときに挨拶する方だ」