睡眠麻酔薬プロポフォールの常習投薬容疑で執行猶予を宣告された歌手フィソンが、久しぶりに近況を公開した。
フィソンは11月4日、インスタグラムに「今幸せになれないなら永遠に幸せになれない」という文とともに写真を掲載した。
公開された写真には、黒い服を着て自撮りしているフィソンの姿が写っている。以前より痩せている印象だ。
これとともにフィソンは「微弱な光がまぶしさを起こすまで明るいところに向かって進む」という覚悟を付け加えた。
人気歌手の転落。薬物使用で摩訶不思議な行動も
2002年の『Can't We』で韓国音楽界に彗星のように登場したフィソンは、『The story that can't be told』『With Me』『Incurable Disease』『Insomnia』など多くのヒット曲を発売し、韓国を代表するR&Bボーカリストとして音楽ファンに愛された。
ただ音楽的な実力とは異なり、これまでフィソンは各種事件・事故で議論を巻き起こした。
フィソンは2019年9月から11月にかけて、12回にわたってプロポフォール3910mlを購入し、11回にかけて3690mlを投薬した容疑で起訴された。
2020年には、フィソンが薬物使用後に倒れて発見される事件が2度も続けて発生し、非難の的となった。彼は同年3月にソウル松坡区の建物のトイレで倒れたまま発見され、その1カ月後の4月にも広津区のホテルのトイレで麻酔薬を投薬した状態で倒れたまま発見された。
その後起訴されたフィソンは昨年10月、控訴審で懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。
写真公開とともに「微弱な光がまぶしさを起こすまで明るいところに向かって進む」という覚悟を付け加えたフィソン。その真意は?
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