“盗撮映像スキャンダル”で奈落の底に落ちたヨン・ジュンヒョン、復帰を予告も冷たい視線を浴びるワケ

2022年10月27日 話題

不法撮影映像を共有したとして世論の袋叩きにあったHighlight出身のヨン・ジュンヒョンが、ソロ歌手としてカムバックする。議論から約3年半ぶりの復帰だ。

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ヨン・ジュンヒョンは2019年3月、いわゆる「チョン・ジュニョンのグループチャット事件」に関与して、渦中の人物となった。

チョン・ジュニョンは2016年に不法撮影疑惑に包まれたが、嫌疑なしの処分を受けた経緯がある。しかし約3年後の2019年、チョン・ジュニョンが元BIGBANGのV.Iなども入っていたグループチャットで、性関係の不法撮影映像を数回流布したという内容が報じられ、ヨン・ジュンヒョンもこれに関与した可能性が提起された。

疑惑を否定も嘘とバレる

ヨン・ジュンヒョンの所属事務所は当時、疑惑を「事実無根」と一蹴。続けて追加の立場文を通じて、「ヨン・ジュンヒョンはいかなる不法動画の撮影および流布とも関係がない。またヨン・ジュンヒョンはチョン・ジュニョンの不法撮影動画が共有されたチャットルームにいたこともない。それだけでなく、チョン・ジュニョンと他のどんなグループチャットルームにもいたことがないことを確認した」と伝えた。

(写真提供=OSEN)ヨン・ジュンヒョン

また、「ニュースに公開されたカカオトークの内容は、もともとチョン・ジュニョンとヨン・ジュンヒョンの1対1の対話内容で、チョン・ジュニョンが2016年に私的なことで困惑していた当時、何のことかと尋ねたヨン・ジュンヒョンの質問に、“動画を撮って送ったのがバレて”と答えた内容に対して、“その女の子にバレたの?”と質問しただけ」と釈明した。

同日、ヨン・ジュンヒョンもインスタグラムを通じて立場を明らかにした。

彼は「今日報道された内容に、僕が今回の事件に参加したり、あるいは関与したりしたという話を聞いたとき、本当に当惑し、事実かどうかを離れてこんなことに関連して名前が挙がったという事実に、再び自分を振り返ることになった」とし、「前後の状況を排除して組み合わされて報道された内容はまったく事実ではなく、僕はその内容を聞いた当時、そんなことがあるということすら知らなかった」と強調した。

だが、それから数日が過ぎた3月14日、ヨン・ジュンヒョンは1対1のチャットルームを通じてチョン・ジュニョンから不法撮影物を共有された事実を認め、所属していたグループから脱退した。

「誤った公式立場で混乱を招いた多くの方々に申し訳ないという言葉を伝える」と謝罪した所属事務所側は、「ヨン・ジュンヒョンは2015年末、チョン・ジュニョンと酒を飲んだ翌日に1対1チャットルームを通じて互いの安否を尋ね、不法動画を撮った事実を知り、その後、1対1チャットルームを通じて共有された不法動画を見て、それに関する不適切な対話を交わした。その内容は3月13日、ヨン・ジュンヒョンの参考人調査を通じて確認できた」と説明した。

続けて「ヨン・ジュンヒョンは本事案の深刻さに気づき、13日の参考人調査を誠実に臨み、過去に自分がした言動で多くの方々に失望を抱かせた点、そして本人の過去の行動に対する道徳的な欠如が深刻だったことに気づき、深く反省している」とし、「責任を痛感し、それによるグループのイメージ失墜および2次被害を防ぐために、当社との協議の下、2019年3月14日付でグループHighlightを脱退する」と明らかにした。

(写真提供=OSEN)ヨン・ジュンヒョン

そして所属事務所は、「望ましくない事件にヨン・ジュンヒョンが関与したにもかかわらず、それに対して正確なファクトチェックができず、生半可な判断で性急に公式立場を出し、多くの方々に混乱を引き起こした点、心より謝罪申し上げる」と再び頭を下げた。

兵役→復帰、自粛は?

グループを脱退したヨン・ジュンヒョンは、すぐに軍入隊を選んだ。

2019年4月2日に静かに訓練所に向かった彼は、5週間の基礎軍事訓練を受けた後、第23師団海岸部隊で兵役義務を履行した。そんななか左膝の半月状軟骨損傷で手術を受け、リハビリするも好転せず、2020年6月15日から社会服務要員に編入された。

国防の義務を果たしたヨン・ジュンヒョンは、2021年2月に除隊した。以降、インスタグラムなどを通じて近況を公開しており、同年11月に所属事務所との専属契約が満了したというニュースを知らせた。

そして約1年ぶりの10月11日、ヨン・ジュンヒョンは独立レーベル「ブラックメイド」を設立したことを発表。彼はブラックメイドの公式SNSを開設し、10月30日に発売予定の新アルバム『LONER』のトレーラー映像を公開した。ソロとしてのカムバックを予告したのだ。

(写真提供=ブラックメイド)

それだけでなく、10月13日には単独コンサート「LONER's ROOM」の開催を知らせたりもした。ヨン・ジュンヒョンはソロアルバム発売直後の11月4日、単独コンサートを開催し、約4年ぶりにファンの前に立つ。

特に10月26日公開されたアルバムプレビューでは、タイトル曲『階間騒音』(原題)をはじめ、『いっそ私が嫌いだと言って』(原題)、『LONELY』『PRAHA』『GET OVER YOU』『PIECES』の音源の一部を披露。ヨン・ジュンヒョン側は「一人で過ごす時間の中で通り過ぎる多くの考えと多様な感情を6曲の音源で解きほぐした」と伝えた。

いわゆる「チョン・ジュニョンのグループチャット事件」と関連して、ヨン・ジュンヒョンは法的な処罰を受けなかった。不法撮影映像を共有したのではなく、見ただけの場合、現行法で処罰できないからだ。しかし不法撮影の被害者が存在するだけに、道徳的な基準で非難を避けられなかった。特に兵役期間を除くと、まともに自粛をしていないだけに、カムバックを予告した彼への視線は冷たい。

そもそも除隊後に事件と関連した謝罪文を削除しており、着実にインスタグラムを通じて音楽作業中の姿を公開してきた点、さらにあふれ出る非難に「僕が嫌ならフォローを止めて見ないでください」という文章を載せた点なども、やはり批判的な世論に油を注いだ。

グループではなく、ソロアーティストとして新しいスタートに乗り出したヨン・ジュンヒョンが大衆の心を変えることができるか、注目したい。

(記事提供=OSEN)

集団性的暴行容疑で2年6カ月の服役を終えたFTISLAND出身チェ・ジョンフンの現在

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