【サブカル日韓】韓国のホラー漫画がドラマ化! 話題の秘密は“イ・ドンウク効果”?  

2019年08月24日 テレビ #韓国ドラマ

8月31日から韓国の映画専門チャンネル、OCNで放送スタートとなるドラマ『他人は地獄だ』が話題だ。

期待に胸を膨らませて上京した青年が「人間による地獄」を経験するホラー・ミステリーで、引越し先の安アパートで出会った住人たちの狂気に迫る恐怖と好奇心を描く。

本作は、同タイトルのウェブ漫画を元に再構築した“実写化ドラマ”だ。原作コミックは韓国最大手のポータルサイトNAVERで2018年3月~2019年1月まで連載され、日本でもLINEマンガを通じて翻訳版が配信されている。

韓国では連載当初から高いアクセス数を記録し、ラブコメやファンタジーといったウェブ漫画の王道を抑えて常にランキング上位をキープし続けた人気作だった。

恐怖心と好奇心を交互に刺激する絶妙なストーリー展開が高く評価されたようだが、日本ではすでにホラージャンルの漫画が一般的であったことから、さほどヒットせず反響も少なかった。日本と韓国の間で生じた“人気のギャップ”は大きかったのだ。

ところが、今回のドラマ化に関しては少し状況が変わってくるようだ。韓国ドラマを愛する日本のネットユーザーからは意外にも、「絶対に日本でも放送してほしい」「なんとかしてリアルタイムで見たい」といった声が多く寄せられている。

(写真提供=OCN)

(関連記事:ドラマ『他人は地獄だ』のポスター解禁! 原作コミックを超える“戦慄のホラー”を予告

本作で主人公ユン・ジョンウを演じるのは、ZE:A出身の俳優イム・シワンだ。

2012年に放送された『太陽を抱く月』(MBC)で本格に演技活動をスタートさせ、その後も『応答せよ1997』(tvN)、『ミセン-未生-』(tvN)といった数々のドラマ作品に出演。人気アイドルグループ出身でありながら、演技派俳優としての地位を着実に固めてきた。

2017年に入隊したイム・シワンは、去る3月に軍服務を終えたばかり。『他人は地獄だ』は彼の除隊後初の復帰作となるだけに、期待も大きい。

そんなイム・シワンを凌ぐ勢いで注目されているのが、俳優イ・ドンウクの存在だろう。

彼が演じるソ・ムンジョは、主人公と同じアパートに住む利発的な歯科医。優れた話術と芸術的感性を持ちながらどこか謎めいたところがあり、不穏な空気を纏っている人物だという。

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