歌手のヒョナが所属事務所P NATIONとの決別するにあたって、大きな心境の変化を迎えたようだ。
専属契約満了後、歌手PSYの懐を離れたヒョナは、長い間守ってきたロングヘアもショートに変え、最近の公演では涙まで見せた。
ヒョナは、歌手PSYが首長を務める芸能事務所P NATIONと再契約しないというニュースを伝える2日前の去る8月27日、髪の毛をばっさり切った写真を公開した。あまりにも長い間、ロングヘアスタイルだったため、驚きの反応が多かったが、それから2日後にP NATIONを離れることを知らせた。
歌手で恋人のイドンと一緒にだ。
P NATION側は「ヒョナ、イドン、そしてヒョナ&イドンは、彼らだけが消化できる果敢な音楽と個性的なビジュアル、およびパフォーマンスでP NATIONのカラーを華やかに彩った。そして彼らのアーティストとしての情熱とスタッフへの配慮と真心は、この間、皆の手本となった。P NATIONのすべての構成員はヒョナ、イドンと共に作った楽しい思い出を長く大事にし、これから繰り広げられる彼らの活動を持続的に支援する。引き続き、温かい激励と声援をお願いする」と立場を明らかにした。
ヒョナは同日、自身のSNSを通じてP NATIONと専属契約を終了したことを伝え、「ありがとうございます」と挨拶を残した。これに対してイドンは「今後も自由に、格好良く音楽とステージを行い、愛そう、愛してる」というコメントを残し、ヒョナを慰めた。
普段からSNSに写真や動画を掲載する際、特別なコメントなしに絵文字を主に載せるヒョナが、淡々と「ありがとうございます」と言って目を引いた。
P NATIONと決別する前、ヒョナが最近の公演で涙を流していたことも話題となった。ヒョナとイドンはP NATIONと決別発表前の8月27日、MTV Wave Parkで行われた「シファMTVコブクソム・ミュージックフェスティバル」に参加したのだが、その場でヒョナが涙を見せたのだ。
公演現場の映像でヒョナは、『Bubble Pop!』のステージを披露しながら目頭を熱くした。続いてステージ裏にいたイドンが抱擁とキスをしながらヒョナを慰めたが、ヒョナは感情がこみ上げたように涙を流した。これに対してイドンは、「皆さんがあまりにも多くの愛をくれたので、感情が込み上げてきたようだ」と話した。
続けて「僕が知っているヒョナは、些細なこと一つひとつに感謝を感じる人なので、皆さんにとても感謝を感じたようだ。僕もそうだし、ヒョナも皆さんに感謝の気持ちを感じている。これから素敵な音楽とステージで恩返しできるよう、一生懸命努力する」とヒョナの気持ちを代わりに伝えた。
ヒョナは「頑張って音楽をして、頑張って踊って、頑張って舞台を行い、頑張って生きながら応えたい」と涙を流した。
ヒョナがPSYと決別する過程で、どんなことがあったのかは定かではないが、ヘアスタイルの変化に涙まで流しているだけに、大きな心境の変化があったと推測される。
(記事提供=OSEN)
◇ヒョナ プロフィール
1992年6月6日生まれ。2007年にJYPエンターテインメント所属グループWonder Girlsのメンバーとしてデビューするが、健康上の理由で脱退。その後CUBEエンターテインメントに移籍し、2009年に4Minuteのメンバーとしてデビューした。2011年にはBEASTのチャン・ヒョンスンとユニット「Trouble Maker」を結成。「2011MAMA」のステージで異例の“キスパフォーマンス”を披露し、大きな話題になった。2012年には、PSYの世界的ヒット曲『江南スタイル』に出演。PSYが設立した芸能プロダクションP NATIONに所属したが、2022年8月に契約が満了。歌手イドン(DAWN)と公開恋愛中の末にプロポーズされ、「YES」と返事をした。
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