『不滅の恋人』の主演女優チン・セヨンが『オクニョ』に続き“韓国時代劇”を選んだワケ

2019年08月25日 テレビ #韓流時代劇

「実際、『オクニョ』の撮影が終わったあと1年ほど、空白期間があったと思います。その間、自分が演じたいキャラクターは何かということをたくさん考えたのですが、そのときにいただいたのが『大君(テグン)、愛を描く』のシナリオだったのです」

『大君、愛を描く』は『不滅の恋人』の原題だ。そのシナリオを初めて読んだとき、チン・セヨンは劇中ヒロインである“ソン・ジャヒョン”というキャラクターに強く惹かれたという。

「現代劇であってもソン・ジャヒョンというキャラクターは魅力的でした。まるで小説を読むようにシナリオの世界観にどっぷりと入り込んでしまったのも初めての経験でした。以前から明るいキャラクターを演じたいと思っていたのですが、ソン・ジャヒョンがまさにそれだったのです」

こうして『不滅の恋人』の出演を決めたチン・セヨン。韓国で2018年2月27日に行われた『不滅の恋人』制作記者会見でも、「これまでとは違う、明るく溌剌とした姿を見せられるキャラクターが魅力」と言って笑顔を見せていた。

「オクニョとの違いがあるとすれば身分ではないでしょうか。オクニョは獄中で生まれ育った人物ですが、ジャヒョンは両班(ヤンバン:貴族)の娘であり、“絶世の美女”という設定。オクニョの衣装は綺麗な絹の韓服ではありませんでしたが、ジャヒョンは綺麗な衣装をたくさん着られることも嬉しいです」とも語っていた。

NHKで放送されている『不滅の恋人』で今後、彼女はどんな姿と演技を披露するか。

『オクニョ』とはまた違ったキャラクターを見事に演じ、韓国では「チン・セヨン『オクニョ』→『テグン』で証明した“時代劇クイーン”の真価」(『ニュース1』)と評価されるまでに至った理由を、チン・セヨンファンの方々にはこれからまたじっくりと確かめていただきたい。

(文=慎 武宏)

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