「日本の“国民俳優”が猟奇的なセクハラ」香川照之のスキャンダルに韓国メディアも注目

2022年08月26日 話題

俳優・香川照之のセクハラスキャンダルは、日本を超えて韓国にも衝撃をもたらしている。

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先立って、香川照之が2019年7月、銀座のクラブでホステスに性加害的な行動を取ったと報じられた。被害を受けた女性は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。

その報道を受けて香川照之は8月26日、自身が進行するテレビ番組のオープニングで「誠に申し訳ない。私自身、自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って改めてまた日々を務めていきたいと思う」と謝罪し、セクハラを認めた。

その衝撃的なニュースは、韓国でも報じられている。

(写真提供=築田純/アフロ)香川照之

「“脇の匂いを嗅いで…”東京大学出身、日本の国民俳優、猟奇的なセクハラ」(『朝鮮日報』)、『“下着を脱がせてセクハラ”香川照之、日本の国民俳優の素顔』(『OSEN』)、『日本俳優・香川照之、セクハラ波紋…“深く反省中”』(『JTBC』)といった具合だ。

目立つのは「日本の国民俳優」という見出しだ。

例えば、『スポーツ朝鮮』は香川照之を「日本の名門・東京大学を首席卒業した秀才で、日本の国民俳優として愛されてきた。ドラマ『半沢直樹』シリーズで、韓国内でも多くのファンを保有している」と紹介している。日本で屈指の人気を誇る国民的な俳優と強調することで、スキャンダルの衝撃度を伝えようとしているようだ。

また香川照之のセクハラ行為の内容を詳しく報じ、「猟奇的」「変態的」と表現する韓国メディアも少なくなかった。一言で、印象は最悪だ。

『梨泰院クラス』の日本版である『六本木クラス』に出演中という点も、間が悪かったといえるかもしれない。

「『梨泰院クラス』日本版、トップ俳優のセクハラ“下着を強制的に…”」(『スポーツ東亜』)、「『六本木クラス』出演の日本俳優、クラブ女性従業員にセクハラで波紋」(『Nwesen』)といった作品名の入った見出しが目立った。「韓国内では『梨泰院クラス』のリメーク作である『六本木クラス』でよく知られている」(『TV REPORT』)と紹介するメディアもあった。

いずれにしても、日本の「国民俳優」のセクハラスキャンダルは、韓国でも注目を集めている。香川照之本人が過ちを認めて謝罪したが、事態は収拾されるのだろうか。

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