Netflix映画『大洪水』(仮題)側が『梨泰院クラス』の女優キム・ダミと『イカゲーム』の俳優パク・ヘスをキャスティングし、制作に入る。
8月2日、Netflixはキム・ビョンウ監督が脚本および演出を担当し、キム・ダミとパク・ヘスが出演する新しい韓国映画『大洪水』の制作を決定したと明らかにした。
『大洪水』は、大洪水が襲った地球最後の日、人類が生き残れるかどうかの最後の希望となった人々が水に浸っていくアパートのなかで繰り広げる死闘を描いたSF作品だ。
2013年に封切りした映画『テロ、ライブ』を通じて青龍映画賞をはじめとする韓国有数の映画祭で新人監督賞を受賞し、映画『PMC:ザ・バンカー』(2018)では極限状態の人物を緻密で躍動感あふれるように描いたキム・ビョンウ監督。彼が披露する新しいSF災難映画という点で、期待を集めそうだ。
個性的なオーラとたしかな演技力を持つ俳優たちとの出会いも、やはり『大洪水』への好奇心を高めている。
映画『The Witch/魔女』とドラマ『梨泰院クラス』を通じて各種授賞式で新人賞を総なめにし、強烈な印象を残したキム・ダミ。ドラマ『その年、私たちは』では繊細な演技で視聴者の深い共感を導いた彼女は、『大洪水』で人工知能開発研究員であり、巨大な津波のなかで生き残るために孤軍奮闘する“アンナ”を演じる。
作品のたびに驚くべきキャラクターの消化力を見せてきたキム・ダミが、初めて見せる不可抗力の災難の前に置かれた複合的な感情、極限状態で生き残るために死闘を繰り広げる切迫さまで、どう表現するのか期待される。
地球全体を脅かす大洪水のなかでアンナを救助しようとする人力保安チームの“ヒジョ”役は、全世界的なヒットとなった『イカゲーム』をはじめ、『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』など様々な作品で幅広い演技を見せているパク・ヘスが引き受けだ。
彼が演じるヒジョは、生存を断言できない大洪水という災難に対抗し、アンナを最後まで救助しようとする姿を見せる。そのミッションの理由と背後には何があるのか、物語への没入感を高める見通しだ。驚くべき演技力で注目されてきた2人の俳優の出会いが、期待を集めている。
キム・ダミとパク・ヘスの新鮮な組み合わせで期待を集めるSF災難映画『大洪水』は、Netflixを通じて配信される予定だ。
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