弁護士たちの活躍が続く見通しだ。
【画像】“ウ・ヨンウ役”の女優パク・ウンビン、小3当時の写真
Netflixでも配信されている今一番ホットなドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を併せ持った新人弁護士ウ・ヨンウ(演者パク・ウンビン)の成長を描いた作品だ。
そして23日に終了したMBCドラマ『ドクター弁護士』は、ダブルボード天才外科医で医療訴訟専門弁護士になったハン・イハン(演者ソ・ジソブ)の物語を描き、同日に終了したSBSドラマ『なぜオ・スジェなのか』(原題)の主人公オ・スジェ(演者ソ・ヒョンジン)は法律事務所の最年少パートナー弁護士でありスター弁護士だ。
これから放送予定の作品からも、作品をリードする弁護士キャラクターが多い。29日に初回放送を控えるMBCドラマ『ビッグマウス』は、天才詐欺師という濡れ衣を着せられ、刑務所に収監される三流弁護士のパク・チャンホ(演者イ・ジョンソク)が主人公。8月放送開始のKBSドラマ『法に則って愛せ』(原題)のヒロイン、キム・ユリ(演者イ・セヨン)も、不義を見ると我慢できない弁護士を演じる。
今年の上半期から下半期まで、弁護士が登場するドラマが数多く生まれている。特に女性弁護士がタイトルロールの『ウ・ヨンウ』『オ・スジェ』は、新鮮で立体的な女性弁護士キャラクターとして好評を引き出した。
『ウ・ヨンウ』は視聴率0.9%(以下、ニールセンコリア調べ、全国基準)から始まり、21日に放送された第8話では13.1%を記録した。『オ・スジェ』は自己最高視聴率10.7%で有終の美を飾った。
このように多くの作品で同じ職業を持つ人物が相次いで登場し、同じ時期に愛されるという点が興味深い。これは、法廷ものに対する大衆の好感度と接近性が高いと解釈する余地もある。
とあるテレビ関係者は27日、本紙『スポーツソウル』に、「法廷ものは大体がエピソード形式を取るのではないか。特に弁護士が主人公なら、その人が引き受けた事件の解決過程が一つのエピソードになる場合が多い。現代は視聴を短くしようとする傾向にあるが、エピソードで展開されれば、その短さを維持するのが容易だ。変化した視聴スタイルに適したジャンル」と明らかにした。
そしてマネジメントの関係者は、「普段から法に接するのは簡単ではないので、さらに遠く感じられるのではないか。簡潔に映像で法に対する好奇心を解消してくれて、多くの方が面白さを感じているようだ。そして劇中の事件が私たちの身近な話である時も多い。若干の常識も得て、他人事ではないことから来る共感がある。だが弁護士の話が無条件面白いとは思わない。法廷ものだからといって、すべてヒットするわけではない。結局、素材がカギだ」と考えを明らかにした。
■『ウ・ヨンウ』の大ヒットに沸く新興チャンネルが頭を抱えるワケ
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