キム・ガラムの日本雑誌登場に、韓国メディアが敏感に反応している。「“いじめ騒動”キム・ガラム、活動中断してもLE SSERAFIMのセンター」「LE SSERAFIMキム・ガラムの近況は活動中断…日本雑誌に登場?」「キム・ガラム、活動中断後の近況?日本雑誌の表紙に」といった見出しが並んだ。
とあるメディアは「デビュー前に撮影された写真だと推測される。日本現地は韓国国内とは違い、キム・ガラムの学校暴力イシューを深刻に受け止めていないように見える」と報じた。
先立ってLE SSERAFIMのデビュー前であった4月、キム・ガラムが学生時代、学校暴力やいじめの加害者であったとの疑惑が浮上した。HYBE傘下レーベルで所属事務所のSOURCE MUSIC側は、それについて「問題を巧みに編集し、該当メンバーを悪意的に陰謀した事案」と一蹴した。
しかし5月2日にキム・ガラムがLE SSERAFIMのメンバーとしてデビューすると、5月19日には追加の暴露が。被害者と主張するAさんが法律代理人を通じて「キム・ガラムとその友人たちから学校暴力を受け、その後も継続された集団加害を耐え切れず、事件から1~2週間で他の学校に転校した」と訴えた。
翌日、所属事務所は「キム・ガラムは中学校1年生時の学校暴力委員会での処分以後、サイバーブリング(ネット上でのいじめ)など、学校暴力で傷ついた被害者にもなった」などとしつつも、「今回のデビューの過程であらゆるデマの攻撃を受け、心理的な困難を経験してきた。これらに対し当社は、キム・ガラムと議論してしばらく活動を中断し、負傷した心を治癒することに集中することに決めた」と、活動中断を発表した。
5月2日のデビューから、わずか18日でLE SSERAFIMは6人から5人体制となり、キム・ガラムは現在も活動を中断している。
そんなキム・ガラムが日本の有名雑誌で堂々と表紙を飾っている姿に、韓国では驚きを隠せない雰囲気だ。