“あの問題作”を実写化! ZE:A出身イム・シワン、復帰作は「背筋の凍る」ホラー・ミステリー

2019年07月17日 テレビ #韓国ドラマ

韓国で“ジャンル物の名門”として知られるOCNが、映画制作陣とのコラボレーション企画によって提供する“ドラマティック・シネマ”シリーズ。その2作目となるドラマ『他人は地獄だ』が、放送開始日を8月31日に決定した。

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『他人は地獄だ』は、一人の青年が引っ越し先のアパートで“不気味な住人による地獄”を経験するホラー・ミステリー。独特の絵柄と絶妙な恐怖感を与える描写が話題を呼んだ、韓国の人気WEBマンガが原作となっている。

現在、原作コミックは翻訳版がLINEマンガに掲載されており、日本でも読むことができる。

去る7月12日には、ZE:A出身イム・シワン演じる主人公ユン・ジョンウが“地獄”に足を踏み入れるティーザー映像が公開された。登場人物たちの異様な微笑みは視聴者に不安感を与えると同時に、これから始まる物語への好奇心をくすぐる。

当該のティーザー映像は、アパートの扉に手をかけるジョンウの姿から始まる。

(写真提供=OCN)

錆びた鉄の扉が開く金属音の後には内側にかけられた風鈴が涼しげに鳴り響き、アンバランスな2つの音色がジョンウの訪問を知らせた。狭くて暗いアパートの内部には、長い廊下が続いている。あちこちで部屋のドアが開いているが、真昼の日差しが漏れているにも関わらず重苦しい雰囲気が絶えず漂う。

そんな空気の中、「ここは地獄だった。他人が作り出した、むごたらしい地獄」というナレーションと共にジョンウは廊下をゆっくり進んでゆく。しきりに何もない場所を見渡すが、まるでそこに何者かがいるような奇妙な感覚に襲われる。

その瞬間、闇に包まれた廊下で不気味な笑みを浮かべる住人たちの姿が突然映される。それまでの静寂でずっしりとした様子が嘘のように、アパート内には張り詰めた空気が漂った。思わずハッと目を見開いたジョンウだったが、再び静まった廊下には誰もいない。

いつの間にか303号室の前に立ち止まったジョンウ。頭上から聞こえてくる奇怪な笑い声が、これから起こる不吉な出来事を予告した。果たして謎めいたアパートに越してきた青年、ジョンウはどのような地獄を経験するのか。ホラーやオカルトといったジャンルを得意とする放送局、OCNの新たなホラー・ミステリードラマには早くも期待が集まっている。

『他人は地獄だ』の制作陣は、今回のティーザー映像に対してこう話している。

「地方からソウルにやってきて、見知らぬアパートの扉を開いたジョンウの姿を描いた。平凡だが、どこか奇怪な雰囲気を持つアパートで、見えない他人の視線の中を歩くジョンウ。そんな彼の姿を通じて、底知れぬ不気味な地獄を作り出した」

『他人は地獄だ』は、来る8月31日午後10時30分から放送開始する。
 

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